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70代での移住生活

餅つき

餅つきも
最近はやらなくなった

団地とか
イベントでやるくらいで

西条でも
家庭で
餅つき器で
作るから
あまり見ない

日本の文化が
また一つ
無くなっていくのかな

ここの餅つき器
脱穀機を改造して
1人で出来るようにしている
人の少ない時代に
ピッタリ

片足でエイと蹴り上げ
上まで来たら
手で押す

どすんとウスの中へ

最初は軽く持ち上げ

少しずつ高く持ち上げる

最後に上まで上げて
エイと手で押す

ウスでは1人が米を返す

同じ速さでやっていく

だんだん米が
餅になっていく

米を返すのは
女性がやるらしい

うまいもんだ

餅がつけたら丸める

小さくちぎった餅を
ポンポンと投げる

こちらで受け止め
クルクル回して丸める
真ん中を手の甲で押す
出来上がり

皆んなで丸める

セイロで蒸して
木のウスへ

何回蒸したのか
10回位はついたか

カワリバンコだから
いいが

蹴上げるのに
結構足の力がいる

餅がキネについているので
きつい

餅には色んな物を入れる

ヨモギあん餅

古代米入り餅

古代米は餅米だったとか

縄文時代の米は
餅米と言う事になる

稲作は縄文の時代から
行われていたらしい

その頃には餅つきを
やっていたのかな

名古屋から
西は丸い餅
東は四角い餅
何故?

お雑煮に何入れる
なんて話しになる

朝から夕方までかかった

つきたての餅の
うまいこと

餅がつけるたびに
食べてたら
腹一杯で
苦しくなった

好きなだけ
持っていっていいよ

山のようにもらってきた

去年も12月28日に
餅つきをやってくれた

また来年も同じ日に

いつも呼んでくれるのは
観光農園をやってる
良文さん

無農薬の果実、米、野菜
を作っている

無農薬だから安心して
皮ごと食べられる

来年から
無農薬果物を
都会に出すように
勧めて見よう

ホームページに載っている
観光農園"愚禿山"
ぐとくさんと読む
西条の丹原と言う所にある

良文さんは
若い頃
なんと80ヵ国近くの国を
歩き周ったそうだ

話が
面白い

会いたい人は
是非西条に来て下さい





















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