この書は坂村真民さんの書
愛媛県の米袋に書いてある
"念ずれば花開く"で有名な
詩人の真民さんの文字は
多くのお寺で
石に彫ってあるのを
見かける
真民記念館もあり
愛媛県では知らない人はいない
干す日だ
前回ビニール袋に入れ
大きな樽に入れ
石の重しをして
二週間寝かせた黒茶
乳酸菌による二次発酵
嫌気発酵と言うらしい
袋を開けると
黒茶の酸味のある香りが
してくる
今日は
くっついた葉を
はがして
天日干しする
もんで
きつくしぼっているので
バラけさせるのは大変
しっかりくっついている
大体ではがして
カゴに広げて干していく
乾いた頃に
裏返して
まだくっついている葉を
はがしていく
人手のいる仕事だ
ところが予定日が
天気が良くないので
1日伸ばしになった
急な変更で
来れなかったり
少しの時間しか
来れない人がでて
一時は二人だけの時が
あったりして
大変だった
朝の8時から6時まで
さすがに疲れた
全部終わらなくて
また明日
石鎚黒茶の字を
書家の芳雲さんに頼んだ
快く引き受けてくれて
送ってくれた
流石書家
皆んな感心
4枚あって
それぞれに違っている
二枚が人気があったが
これを袋のデザインにすると
大きさがあるので
また違ってくる
とりあえず
パソコンに取り込んで
見てもらうことに
まぼろしの石鎚黒茶
しかも
日本でも有名な船本芳雲の字
贅沢なお茶になりそうだ
芳雲さんは
横浜そごうのそごう美術館で
個展を開き
毎日芸術賞を受賞している
それで一躍有名人に
政治家やら
女優やらの書の注文が
増えたらしい
昼の食事は
前回行った
"ト音記号"と言うカフェへ
愚禿山と一緒に
行く事になった
すぐ近くなのに
まだ行った事がないと言う
愚禿山も周りの食堂は
ほとんど行っているが
ここだけは来た事が無かった
こちら方面に来る
機会があまり無かったらしい
おばあさんと息子さんと
二人でやっている
ここを始めて35年らしい
オムライスとドライカレー
結構な量だ
コーヒーは半額
美味しかった
また明日
天日干しの続きがある
昼ごろには
終わりそうだ