6月に伸びすぎた藤のツルや、ソテツに新芽が出てきたので古い葉を剪定した際、腐葉土にできるかなと思って葉の部分を刻んでフタ付きの容器に入れておいた。容器は直射日光が当たらない場所に放置していた。
容器の底には、植え替え等の際に使い残した古い土が少し残っていた。時たま様子を見たり、少し混ぜてみたりしていたが、7月中旬の昼にフタを開けてみると白いキノコが何本か生えてきていた。
そのままフタを閉めて翌日見てみると細長く伸びで先の方が既に黒ずんでいた。カサが開いた様子はなかった。毒キノコかもしれないので、割りばしで見えている範囲のキノコと根本の菌糸の塊部分は捨てた。しかし、その後も少し経つと繰り返しキノコは生えてきた。
以下は7月下旬の朝に撮った写真。前日の夕方、薄暗くなった時点ではカサは開いておらず、朝にはこうなっていた。伸びた軸だけみるとエノキのような感じ。
生えてきた時の形状は以前記事にしたオオシロカラカサタケに似ていたが、それと比べると少し透明感のある白でうぶ毛が目立っていたし生え際が太い。日が当たらない場所で生えいたからかもしれない。少し調べてみたが、種類は特定できなかった。