我が家に1本の松が植わっている。樹齢は13~14年だ。今年初めて松ぼっくりができていた。
下の写真は、松ぼっくりができているのに気づいた6月中旬の写真だ。たった2つだけだった。
松ぼっくりができていた場所は、昨年伸びた枝の先で、今年の伸びた枝の付け根部分だった。そういう場所にできるのを初めて知った。
なかなか変化しなかったが、11月に入ったら少し茶色くなってきた。
そして、小春日和の11月18日には、松ぼっくりの笠が一気に開いていた。
開いた笠の下を見るとまだ種が付いていた。一つだけ取ってきた。この種をまた播いてみようと思っている。
少し補足。我が家の松は盆栽の鉢に植わっているが、家の土台のコンクリート部分と塀の間の幅の狭い土の上に長年置きっぱなしで、鉢底から根が出て大きく育っている。高さは2メートルほどある。この松は種から育てた。
その種は、イクスピアリの敷地に植わっていた松から落ちた松ぼっくりに付いていた。屋外の駐車場に車をとめてイクスピアリに向かう道に松ぼっくりが落ちていた。子供が拾った松ぼっくりを見てみると、まだ飛んでいない種が付いていた。2つほどあったと思うが、鉢に播いて芽が出たのは1つだけだった。
芽は出たが、2年経っても10センチにも満たないぐらいで、育ちがやけに遅かった。その後、盆栽用の鉢に植え、土の上に放置しておいたら、3年ほどたってから急に元気に成長を始めた。多分、鉢底から伸びた根が十分に張ったのだろう。最近は高くなり過ぎないよう切り詰めたり、隣家に張り出さないように横に広がった枝を切ったりしている。