我が家には勝手に生えてきた樹が幾つかあるが、その内の一つがシマトネリコだ。家の裏のブロック塀の脇から3年ほど前に生えてきた。幅のほとんどないところだし、雑草が生えにくいように砂利も敷いてあるのに逞しいものだ。常緑の樹で、以下の写真を撮ったのは3月頃だが、赤い新芽が写っている。
よく見かける樹ではあるが、初めは名前を知らなかった。葉の付き方や形で確認して分かった。シンボルツリーとして人気がある樹で、名前を意識するようになると人様の家やマンションの玄関近くに結構植えられているのに余計に気付くようになった。大きめの樹には6月頃に白っぽい小さな花もたくさん咲いていた。
シマトリネコは成長が早く、根が深く力も強いらしい。ネットで調べると巨大化し過ぎて手に負えなくなったとか、伐根を専門業者に頼まないといけなくなったとかの記事もあった。30年以上経っている古いブロック塀が崩される可能性もあるので、大きくならないように芯止めしたり透かし剪定して注意しながら育てている。
【2021.11.3追記】
シマトネリコの若い葉がだいぶ食べられていた。見たら緑色で黒い毛がひょいひょいと生えた毛虫がいた。2匹発見。 色と毛の生え具合からシマケンモンという蛾の幼虫で間違いないようだ。