KOBOの電子書籍で、だいぶ前に買っていたのに読んでいない本が結構ある。
その中から最近読んだ3冊の簡単な感想。
出所:KOBOデスクトップのライブラリからの切り抜き
『経済と国家がわかる 国民の教養』 著者:三橋 貴明 発行年月:2011年9月
一般の人がなんとなく常識として刷り込まれていることが実は間違っているということを解説している。少し古い本で、図表やデータは古くなっているものの、解説している内容の基本部分は今でも変わってない。国債は円建てなので通貨発行権を持っている日本政府は財政破綻のしようがないことや、 国別の公務員数の割合を見ると日本の公務員が多過ぎるというのはウソなのも分かる。それらの嘘のプロパガンダによって、緊縮財政に縛られて経済成長が止まってしまったり、非正規公務員が増やされたりしている。
非正規公務員は地方自治体で増えているが、国家公務員でも増えている。以下のニュースは昨年2月にちょっと話題になったので記憶にある方も多いと思う。
私は三橋TVもだいたい見ているので、特に目新しい感じは受けなかった。しかし、マスコミからしか情報を得てないような人はこの本を読むなり、「新」経世済民新聞 三橋貴明 公式チャンネルを見たりするのもいいと思う。
『半落ち』 著者:横山 秀夫 発行年月:2002年9月
現職警察官がアルツハイマーを患う妻を殺害し自首してくる。しかし、自首までの2日間の行動だけは頑なに口を閉ざして完全には落ちない(だから半落ち)。刑務所に入るまでの間の時間経過とともに、刑事、検事、新聞記者、弁護士、裁判官、刑務官が、それぞれの立場で事件/犯人にかかわり、少しずつ解き明かしていくという章立てになっている。読み始めから引き込まれる。結末はそれほどインパクトはなかったが、面白い作品であることは間違いない。
現職警察官がアルツハイマーを患う妻を殺害し自首してくる。しかし、自首までの2日間の行動だけは頑なに口を閉ざして完全には落ちない(だから半落ち)。刑務所に入るまでの間の時間経過とともに、刑事、検事、新聞記者、弁護士、裁判官、刑務官が、それぞれの立場で事件/犯人にかかわり、少しずつ解き明かしていくという章立てになっている。読み始めから引き込まれる。結末はそれほどインパクトはなかったが、面白い作品であることは間違いない。
この本が映画化されたは知っていたのでアマゾンプライムで観てみようかと思ったが、無料ではなかったので止めた。また、直木賞候補になったらしいが、現実味にかける欠陥があったということで落選したらしい。詳しい話は以下にあった。
横山秀夫氏の「直木賞決別宣言」について
ある程度の知識があると謎というほどの内容でもないものもあるが、子供の質問に専門家が分かりやすく答えるという構成。幅広い代わりに、それぞれの話は浅い。天文初心者が最初のとっかかりにするにはいいかもしれない。
『太陽のきほん』を読んだときのような感激はなかった。
あと、天文関係に興味があるなら、YouTubeの以下のチャンネルは面白いと思う。私もチャンネル登録している。