プチ早期退職者の資産運用+αブログ

2020年は特定口座での節税売に熱中してしまった

 今年は特定口座での節税売りに熱中してしまい、メイン口座の特定口座の年間譲渡益が1,000円未満になった。


メイン口座の特定口座の譲渡損益

 株式売却等によって利益の出ている投資家の多くは、11月~12月になると評価損になっている株式等の売却によって年間の利益を圧縮し、節税することを考えるだろう。私も毎年のように節税売を行うが、基本的に買い戻しているし、将来的に売却したらトータルの税金は一緒だと思って、徹底的にやることはなかった。それで昨年は、24.7万円ほどの利益で終えた。

 ところが今年は、NTTドコモがTOBになったので売る気のなかったNTTドコモ株の売却益が膨らんだり、コロナショック後の戻りの小さい銘柄が多かったりしたので、つい節税売に熱中してしまった。最後の方で厳密に損失額を計算せずに節税売したら1万円ほどマイナスになったので、純プラチナETFの一部売却で益出しして345円のプラスで終えた。



 私はフルインベストメントを基本にしているので、予め資金確保が必要なIPOにはほとんど申し込まない。ところが、12月のIPOラッシュの際にはNTTドコモ株を売却した資金があったので、多くの銘柄に申し込んだ。しかし、結局、一つも当たらなかった。やはりIPOはめったに当たらない。 IPOに当たっていれば公開日に売ったりして利益が増えたかもしれないが、今年はもう売却予定もないので上記金額で確定になると思う。


メイン口座の一般口座の譲渡損益

 一般口座については、コロナショックを利用して売却損を出し終えており、新たに節税できる銘柄はなかった。それで結局、昨年と同程度の売却益で終えた。



 特定口座分の譲渡損益をマイナスにして、一般口座分と合わせ確定申告して節税する方法もあるが、そこまでやる気はなかった。

 NTTドコモ株は特定口座と一般口座の両方で持っていたが、一般口座分の市場での売却は一部にとどめ、利益の来年送りのために強制買取待ちとした。しかし、強制買取の詳細は不明で、来年送りできるのかよく分からない。なお、強制買取の場合は上場株式の譲渡ではなくなるので、もし一般口座の株式で売却損が出ても損益通算できなくなってしまう欠点はある。


 サブ口座の特定口座、一般口座の譲渡益も多少あるので、全体として利益はもう少し増える。FXの方だと幾らでも損失を出せる状況にあるが、株式の譲渡益とは損益通算できないのが残念だ


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