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Windows10のアップデートに失敗してリカバリー

 昨日(2020年12月18日)の昼、Windows10の更新プログラムの通知が出たので、更新して再起動を実行したら、アップデートに失敗してリカバリーする羽目になった。

 個人的備忘録として、その後の状況も適宜追記している。今回のリカバリによって、昨年12月のZenFone Max M2の分解関連の幾つかの記事の元の写真やパワポファイル等がすべてなくなってしまったが、ブログ記事の情報だけが残り、備忘録としての意義を再認識した。


アップデート失敗と復元の状況

 更新の通知は時々出るので、あまり放置せず、更新して再起動か更新してシャットダウンを選んでアップデートしている。大抵は累積更新プログラムセキュリティ更新プログラムなのですぐ終わるし、今まで失敗したこともなかった。それで、今回も気軽に更新して再起動を選んだ。

 ところが、何やら大型の更新のようで進捗がやけに遅い。それで、Ubuntuにしていた古いノートバソコンを立ち上げてYouTubeを観ながら、アップデートの進捗状況を時々確認していた。20~30分経った頃だったと思うが、見たらディスクチェックを実行していた。再起動時に丁寧にディスクチェックまでしているのかなと思ったら、ブルーのキーボードレイアウトの選択の画面になった。嫌な予感がしながらMicrosoft IMEを選択すると修復のオプション選択の画面となった。さらに、トラブルシューティングで詳細オプションが選べた。

(ネットにあった画面で、その時に実際に表示されていた画面ではない)

 この時点でアップデートに失敗したことは分かったが、まだ元に戻せるのだろうと楽観していた。しかし、スタートアップの修復⇒不可、システムの復元⇒復元ポイントなし(システムの保護で有効にしてあったにも拘わらず)、更新プログラムのアンインストール⇒失敗して元のループ、ドライブからの復元のRoll Back⇒元のループ、ドライブからの復元でWindows選択⇒二つのWindows10が見えていたがどちらも失敗、といった感じで全部うまくいかなかった。それで、電源を切るを選ぶしかなかった。

 ネットで調べながらコマンドプロンプトで何かコマンド駆使してという手もあり得るが、うまくいく可能性は少なそうだし、傷を広げそうなのでやらなかった。あとで考えると、未バックアップのユーザファイルとかを外部にコピーして助けられたかもしれないが、そこまで気が回らなかった。

 電源を入れ直した後も、結局、元のキーボードレイアウトの選択⇒オプション選択のループで、幾つかのオプションを試しても変わらなかった。

 仕方なく、一旦電源を切った後、Windows10のインストールUSBとバックアップ用の外付けハードディスクをUSB接続し、再度電源を入れてUSB起動を選択した。インストール画面で、ンピュータを修復するを選んで、外付けハードディスクのバックアップイメージから復元したら、1時間足らずで復元できた。


(ネットにあった画面で、その時に実際に表示されていた画面ではない)

 ただ、バックアップ取得は12月1日だったので、18日分ほどのユーザファイルやメールが消失してしまった。ごく一部の重要ファイルだけは別にバックアップを取っていたので問題はなかったが。


アップデートの内容の確認

 復元が終わってから、ネットで情報を調べた。最近のアップデートでトラブっている人は他にも結構いるようだった。

 最初に見つけたまとまった情報は以下だった。昨日の時点での情報まであった。

Windows 10の更新プログラムKB4592438でインストールの失敗やCPUメモリの不具合が発生

 ただ、更新の内容を見ると、それほど巨大なアップデートでもなさそうだった。マイクロソフトによる更新や既知の不具合の情報も以下にある。

2020 年 12 月 8 日 — KB4592438 (OS ビルド 19041.685 および 19042.685)


 さらに調べていると、以下のWindows10のバージョンの強制アップデートの記事を見つけた。


 私のパソコンのWindows10は復元後に確認したら1909だったが、年内に2004に強制アップデートされるらしい。アップデートの時間のかかり具合を見ると、再起不能になった更新はこのアップデートのせいだと思った。ちゃんとアップデートできないくせに変なことするなよ、マイクロソフト!

 今後どうするかは非常に悩ましいところで、とりあえずアップデート(更新)の一時停止の設定をした。現在12月27日までは先延ばしになっている。




 私が現在主に使っているパソコンは、2011年末に買ったパソコンを手入れした代物だファンが壊れたのでかなり分解して交換したりもしている。性能的には不自由していないが、新しいWindowsとはハード的に合わなくなってきているのかもしれない。そろそろ買い替えるべきなのかなぁ、使える物はとことん使いたいけど。


 アップデート失敗に係る顛末は以上で終わりだが、私の普段のバックアップのやり方について補足説明しておこう。興味があれば引き続き、お読み頂きたい。


普段のバックアップのやり方

 定期的にきちっと行っている訳ではないが、以下の3種類のバックアップを行っている。

1) Windowsの標準機能-バックアップと復元
 Windows7から引き継がれているバックアップツールを使うもので、外付けハードディスクにドライブの全体のバックアップをイメージとして保存する。これを使うとその時点のパソコンの状態を完全に復元できる。

2) ロジテックのフォルダミラーリングツールによるバックアップ
 昔、ロジテックの外付けハードディスクを買った際に添付されてきたユーティリティでフォルダ単位でバックアップを指定していく。フォルダ内のファイルの削除を反映するか否かも指定できる。外付けハードディスクを繋ぎっぱなしにして常にミラーリングを行うこともできるが、そこまではしていない。

3) 手作業でのOneDriveやSDカードへのバックアップ
 日々更新しているような重要なファイルは、更新する度にマイクロソフトのクラウド上のOneDriveと、パソコンにさしてあるSDカードとに手作業で上書きコピーしている。


 今回の復元は、1)のWindows標準機能によるバックアップからの復元だった。年に2~3回ぐらい不定期にしているだけだが、12月1日に実行したばかりだったので、傷が浅くて済んだ。

 現在のパソコンには500GBのSSDを入れてあり、三分の一くらいしか使用していないが、外付けハードディスクへのバックアップの作成には4~5時間もかかる。使用しながらバックアップできるはずだが、最後の方で失敗してしまうこともあるのでバックアップ中は使わないようにしている。そのため、バックアップ頻度が下がってしまっている。

 今回、2)のミラーリングツールによるバックアップが新しければもっと復元できたのだが、1)と同じタイミングでバックアップした切りだった。ユーザファイルのフォルダだけでなく、メーラーのメールボックス等のフォルダもバックアップしている。差分バックアップなので、時間もせいぜい数十秒で済む。

 それなのに、頻繁にバックアップしていなかった理由は、外付けハードディスクがしばしば認識されなくなってしまい、修復が面倒だからだ。今使っている外付けハードディスクは、アクセスがないとき自動的に停止する機能をもっている。また、私がパソコンを停止するとき、シャットダウンはたまにしか行わず休止状態を使っている。その組み合わせのせいだろうと推測しているのだが、USBは繋いだままで電源を切ってある外付けハードディスクの電源を入れても認識されないことが多いのだ。それで、ついバックアップをさぼってしまっていた。

 3)の作業のコピーは習慣的にやっているので、保有株の購入記録や関連する四季報情報のファイル、売却記録のファイル、FXのポジションや売買履歴の管理ファイル等は無事で事なきを得た。


 Windows10のバージョンアップがあると分かっていたら、1)と2)はきちっとやってから実行しただろうと思うのだが、油断していた。少なくとも、次回アップデートにチャレンジする際は、きちっとバックアップを取ってから実行しようと思っている。



【2020.12.19夜 追記】

 ツイッターで最新の情報を見てみたら、以下の「死のブルースクリーン」のニュース関連のツイートで溢れかえっていた。強制アップデートはKB4592438に含まれていないと思ったのだが、どうもはっきりしない。




【2020.12.24 追記】

 ディスクチェックでシステムを壊して起動不能になるってなんだよ。「死のブルースクリーンKB4592438も該当するようなので、ますます怖くてアップデートできない。当分、延期し続けるしかない。


 なお、KB4592438は2004/20H2向けの更新プログラムとあるので、私がリカバリになったのは、やはり2004への強制アップデートの方だと思う。それともアップデート後に更新が適用され、ディスクチェックが走って死んだのか?



【2021.1.27 追記】

 アップデートの停止を続けていたが、1月25日に延長期限に到達して再延長ができないようだったので、予めユーザファイル類のバックアップを取り、覚悟を決めてアップデートを実施した。ところが、詳細オプションで、機能更新プログラムの延期を最大の365日に設定しておいたおかげで、2004の強制アップデートは停止されたままで済んでいる

 更新されたのは1909用の累積更新プログラムKB4592449だけで、2日経っても最新と認識されていて、特に問題は起きていない。先ほどキャプチャしたアップデートの状況と、詳細オプションの状況は以下の通りとなっている。

 アップデートの状況


 詳細オプションの状況




【2021.6.1追記】

 結局、トラブルを起こしていたHPのノートパソコンは3月に利用停止した。起動時のファン(一度交換済)の異音はあるし、ハード的に限界が近いようにも思ったので。週に一度くらい、ブルースクリーンにもお目にかかっていた。

 代わりに今、主に使っているのはより古いSOTECのスリムデスクトップで元々はVistaだった代物だ。5月に意を決してのWindows 10 20H2へのアップデートしたが、無事成功して順調に動作している。直後に機能更新の21H1リリースされたが、更新を求められないのでそのままにしてある。

 Windowsのアップデートに失敗して電源を切ったらどうなるかの記事があったので、以下に載せておく。



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