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2020年後半に観たアニメ その2

 昨年後半にプライム・ビデオで観たアニメの簡単な感想のメモ。数が多いので2回に分けて記事にすることにしたが、先週に続き今回がその2。



 出所:アマゾン・プライム・ビデオのサムネイル画像


終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?

 2017年。異世界と言っていい世界で魔物と戦うファンタジーだが、基本はラブストーリーだ。しかも、タイトルから受ける軽い印象とは裏腹に、最後はほんの少しの希望は感じさせるが悲劇に終わ。最後のシーンで使われている音楽が懐かしいスカボロフェアーで、妙にマッチしていて記憶に残る最終回だった。


本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません

 2019年~2020年アニメ。異世界転生物だが、病弱な幼女に途中から転生して、前世の知識を活かしつつ本作り努力していく話だ。前世の知識を使ってはいるものの、目標に向かって努力し続け、成長していく姿や家族愛とかを描いているので、結構教育的な内容だ。ただ、元々成人していたとすると、思考が幼いとか気になるところもある。


少女終末旅行

 2017年。不思議なアニメだった。ほぼ廃墟でほとんどの文明が失われた終末世界をゆるい感じの二人の少女が食料を探したりしながらのんびり旅している。途中で少し人と出会ったりするが、結局は二人に戻る。少しずつ世界観が分かってきて、かなり後になって状況がクリアになり、生きることとか反戦への問いかけもあるが、押しつけがましい感じはない。やがて人類が滅亡して地球が眠りにつくことを告げられるが、暗い雰囲気もなく、二人の旅が続くところで終わる。挿入歌も含めて音楽も雰囲気に合っていて、良作だった。


やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 シーズン3

 2020年。シーズン2までは以前観ていた。ラブコメだがギャグ要素は少な目で、シーズン3は割とシリアスでとても面倒くさい(このアニメのポイント)恋愛ものになっていた。登場人物の心情をきちっと追うのがなかなか難しいアニメだったが、シーズン3では逆に分かりやすくなった。各キャラの心情に応じた表情の描き分けもうまい。各話のタイトルも内容に応じて意味深というか絶妙。ちょっと回り道過ぎる展開だったが、ハッピーエンドで無事完結した。このアニメは、ラノベ系の代表的作品の一つだと思う。
 このシリーズのオープニングは、やなぎなぎさんが担当しているがアニメとよくマッチしてよかった。続けて観る時でもオープニングを飛ばさず毎回聴いていた。エンディングは女性声優二人が担当しているが、そちらもよかった。


プリンセス・プリンシパル

 2017年。19世紀末の架空の設定での女子高生のスパイ物。各少女のキャラは典型的な感じだが、アクションやカーチェイスはルパン三世をイメージさせる。物語や個々の人物設定は本格的で結構深く、かなり楽しめた。
 オリジナルテレビアニメだが、ストーリーとしては全然終わってないので、続編が期待される。劇場版が制作されるらしい。


デカダンス

 2020年。未来の人類を描いたSF的なアニメ。第1話はありがちな設定のアニメに思えたが、第2話で大転換して異色のアニメになる。サイボーグをあえてカッコよく描かないところも面白い。途中主人公の愚かな行動がちょっと気に入らないが、後半から最後に向けて熱い展開で面白い。後日談のところも程よい感じでうまく終わった。


魔法科高校の劣等生 来訪者編

 2020年。人気シリーズの第2期。タイトル通り、魔法が技能として体系化されて教育できるという設定でのバトルもの。2014年に2クールでアニメ化されていて、かなり面白くて印象に残っていた作品だった。劣等生とか最弱そうな設定の人物が最強というパターンもこの作品以降増えたと思う。
 登場人物も豊富で基本の設定とかストーリーも面白いのだが、何といってもこのアニメは、お兄様の無双ぶりと妹のブラコンぶりを楽しむアニメだ。アニメ好きなら「さすがはお兄様です」を略した「さすおに」というだけで通じる。今回もそこには磨きがかかった感じになっていた。話としては、シリーズの中の一編として結末というほどのこともなく最終回を迎えた。


無限の住人-IMMORTAL-

 2019年、アマゾンオリジナルの大人向けのアニメ基本は時代劇で、敵と味方が途中で仲間のようになったりする展開であるがあまり違和感なく観ていられる。話の流れでは展開が変に早いところがある一方、不死の実験の辺りはテンポが悪く早送りしたくなる。最後の方にかけて盛り上がるが、その後でセリフを聴かせなかったり無言のシーンが出てきて視聴者に理解しろと言わんばかり演出でちょっと台無し。また、シナリオのせいなのかもしれないが、肝心の話の展開において、主要な登場人物たちの何のためにというところが今一つしっくりこない感じがした。総論として、悪くはなかったが、今一つだった。


歌舞伎町シャーロック

 2020年。シャーロックホームズをオマージュした推理物だが、観始めてすぐシャーロック等のキャラとか舞台設定のし過ぎと感じた。設定の理由は途中で説明されてくるが、納得性とか必要性が今ひとつ。ギャグだと思えばいいのかな。ただ、シャーロックホームズの原作を詳しく覚えている人が観れば違う感想になるかもしれない(私は学生の頃、あのシリーズをほとんど読んだが、40年以上前なのでシャーロックが超変人等の記憶がない)。
 モリアーティも名前から黒幕なのは想定の範囲内だが、話の展開に無理があって素直にストーリーに入り込めない。それなりには楽しめたが、アマゾンの評価も結構二極化している。




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