例年9月に入ってから満開になる我が家の百日紅(サルスベリ)だが、今年は8月上旬には満開になった。いつものごとく5月にはうどんこ病が出たので、伸びた枝の先の方から半分くらいは一旦すべて切り落とした。その後、6月に暑い日が続いたので生育が良く、早めに咲いたようだ。
ついでに百日紅の仕立ての話についても書いておく。
元々矮性の品種だが植えてある場所も狭いので、この何年か毎年1月頃の剪定では前年に伸びた枝をほぼ切り落としていた。そのため樹形がこぶ仕立てになってきた。好みによるが、こぶが大きくなると落葉期の姿がカッコ悪いと思った。
それで自然風に仕立ててみようと今年の剪定の際にはこぶの下側で切った。癒合剤を買っていたので、切り口にはちゃんと塗っておいた。春になって特に問題なく新しい枝がたくさん伸びてきたし、ボリュームが若干控えめな感じはするが花もたくさん咲いた。次回の剪定では、さらに樹形優先にしたいと思っている。
おまけで、アゲハチョウの幼虫の話も書いておく。百日紅の左手に見えているのは、種類は分からなくなっているが、柑橘類の樹だ。こちらも毎年切り詰め主体の剪定をして手入れしているが、花は咲かないし実も成らないので、アゲハチョウが卵を産み付け、幼虫が葉を食べるに任せている。
おまけで、アゲハチョウの幼虫の話も書いておく。百日紅の左手に見えているのは、種類は分からなくなっているが、柑橘類の樹だ。こちらも毎年切り詰め主体の剪定をして手入れしているが、花は咲かないし実も成らないので、アゲハチョウが卵を産み付け、幼虫が葉を食べるに任せている。
今年もアゲハチョウが何度も卵を産み付けに来ていた。やがて茶色の幼虫が生まれ、葉を食べているのもよく見かけた。しかし、せいぜい2cm弱ぐらいまでの幼虫しか見かけず、緑色になるまで成長したのは見かけなかった。
予想はしていたが、理由が確認できた。妻が目撃したところによると、スズメが幼虫を食べに来ていたそうだ。狭い植え込みのところでも厳しい生存競争が繰り広げられている。無事に生き延びてサナギになり、我が家から飛び立てたアゲハチョウはいるのだろうか。