ぼちぼち。

愛するわんこ達と過ごす笑ったり泣いたり怒ったりの日々を
私らしく『ぼちぼち。』と綴っていきたいと思っています。

お雛様とのお別れ。

2007-05-02 23:53:47 | きもち。
みわんこ。の実家にはみわんこ。の雛飾りがある。
いや、あったと言った方が正しいかな。。。

部屋を占領する程の大きいものではない。
でもガラスケースに入った雛飾りの中では結構立派なものだと思う。

オルゴールが付いていて、回すと『雛祭り』の曲が流れる雛飾り。
子供の頃は良く飾って貰ったと思うのだけど、だんだん飾る回数も減っていき
東京に出てくる随分前からお雛様たちを見ていない。

先日、その雛飾りを流して貰いに行くと親から連絡が来た。
本当はみわんこ。がお嫁入りする時に持っていけば良かったのだが
もう、なかなかそういうのも難しいし、置き場所もなくどのみち仕舞いっ放しになるだろう。

しかも今、大阪の実家から東京までって壊れ物だから発送も難しく断られるらしい。
だからそろそろお雛様を供養してあげなきゃ、という事になった。

父上から昨日『明日、淡嶋さんへお雛様を持っていくわな。』とメールが届いた。

淡嶋さんとは和歌山の加太にある『淡嶋神社』のことである。

ここは日本でも有名な人形供養の場所でみわんこ。は行った事が無いのだが
本当に沢山の人形(とくにお雛様)が集まるらしいです。
で、毎年3/3には雛流しという行事があり、供養をして願い事を書かれた沢山の人形達が
船に乗せられて神の国への道を進んで行くそうです。

※海に船で流された後の人形達は海へ沈めたり流しっぱなしにせず(環境保護のため)
ちゃんと引き上げられて焼き供養してもらうそうです。


みわんこ。のお雛様。。。
じいちゃんとばあちゃんに買ってもらったお雛様。。。

今日、淡嶋さんに預けられました。

来年の雛祭りまでは淡嶋さんで供養されます。
そして雛祭りに、神の国へ旅立ちます。

子供の頃は飾りの全てがままごとの道具の様にしか見えなかった。
飾るだけではなく取り出して遊びたかった記憶があります。
でも年に一度の雛祭りの時だけだったので、少ししか思い出せないなぁ・・・。

ごめんね、お雛様たち。そしてありがとう。

今日は満月。
寝る前に少し月光を浴びてパワーを分けて貰おうっと。