人間賛歌・もっちゃん4649

先祖に感謝

2004年11月初旬のことです。
聞いてくださいね~

山里は今収穫の秋です。

サツマイモやサトイモ・シイタケを連日ご近所からいただいています。
何回もいただくので集まると自分で植えたくらいの量になってホクホク顔なんですよ~

来年は収穫の喜びを味わいたいから野菜作りも教えてもらいたいとお願いしています。

掘りたてのサトイモは柔らかくて美味しさは格別!
味が別物のように違うのですよ~

野菜の甘みまで感じられるのですからね~♪
新鮮ってすごいなあ~

カボスの木が7本と渋柿が3本裏山にあります。

裏山は散歩の時に毎日眺めているので、あれこれ懐かしく昔のことを思い浮かべています。

父と祖父が植えたものです。
渋柿は普通のが1本と一斤柿という種類が2本あって、一個の重さが五百グラムほどあり、干し柿にすると3人分くらいの大きさなので、我が家の自慢でした。
蔵の二階にぶら下げていたのを思い出し、今年は干し柿に挑戦してみようと思いました。

渋柿の皮も干していました。
ほんのりと甘みがあって、子供の時におやつにしていたのを思い出し、柿よりも皮にいっそう郷愁を感じます。

50年ぶりに食べてみたくなりました。

従兄弟にそんな話をしていたら、ちぎって持ってきてくださったのです。
普通の大きさの渋柿のほうでした。

50個くらいあるから皮むきだけでも一仕事あるし、眺めてはため息で気合がなかなか入りません。
渋柿の皮は大根を漬けるときの甘味料に使うそうです。

良い話を聞いたと思いました。
去年は30本ほど独特な美味しさの漬物がまぐれで出来ました。
今年も挑戦したいと密かに機を伺っています。

たまねぎ苗を発売中と聞いたので、これも植えよう~~と。

山里の生活をじっくり腰を据えて楽しもうと思っています。
先祖が勤しんできた土に触れながら、豊かな恵みをいただきたいのです。

自転車の前と後ろの籠にカボスを入れて収穫してきました。
7本の木が成長しているので、どこを採ったか分からないほど実っています。
従兄弟が毎年管理していたのですが、今年は手付かずのままになっています。
遠慮してくれているのがわかります。

山と畑と田は子孫の誰が使って楽しもうが、先祖に感謝の念を覚えてくれたらいいのだと思っています。
S家とG家が同じ村に住む従兄弟の家です。

2軒がうまく管理してくれていますから、これからもどうぞご自由に使ってくださいと話しました。

次男を実家の後継者にしています。
将来は息子のものになりますから、管理だけはしっかりしておいてやりたいと思っています。

ちょうど良い機会です。
父が亡くなり14年過ぎ、相続権を次男に設定できているので、確認してやることも今回はできます。

第一幕を無事に終え、これからは次代の引継ぎのために自身が楽しみながら自由に過ごせるなんて~~♪

そんな確認が出来たことがうれしく、神の計らいに感謝している私です

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コメント一覧

もっちゃんです
悠久の中で
自然の中に居ると、私も小さな自然の一部分になっています。
たくさんの石ころのなかの一つ~

道端の草花の一本だと~

同化している自分に気付くと心が軽くなりますよ~~

何を小さなことをくよくよ悩むことがあるの~
悠久の中で過ごせている今を感謝することが大切よ~って・・・

北に久住山、南に祖母山そして阿蘇が連なる日本は広いと感じます~
いつかゆっくり雄大な自然に抱かれる日がありますよ~
tuyosi
贈り物
ご先祖様から受け継いだ田畑は大事に育ててまた次の代へと引継ぎをしなければならないのですね
一度壊してしまった自然はもう二度と元には戻らない

自分には縁のなかった相続と言う事を改めて考えさせられました
ただ今出来る事はすべての事に感謝しながら生きる事です。

秋の山里の風景が目に浮かびます
こんな自然を知らせてくれてありがとう
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