熟睡できた夜を過ごすと、こんなにも爽快な気分になれるのですね~
思い出して歌う歌を正しくカレンダーの裏にマジックで書いて渡してあげることが落ち着きにつながるのだと発見しました。
1週間くらい前から”露営の歌・戦友”と母の記憶は軍歌の世界を彷徨って、一節歌っては大きなため息をついていたのです。
「ほんとなぁ~!
えらい日がありました」
「なんの命がおしかろう・・・
あ~ぁ、命も・・・一つしかない命が・・・
ふ~ぅ(大きなため息をついて)
ほんと!
たいへんな歌でございますわァ」
ここ、二晩ほど夜中のトイレも4時間おきくらいに少なくなり、おかげで熟睡させてもらえています。
この調子が続いてくれることを願っているのですが、やはり昼間の活動を活発に意欲満々にしてあげることなのだと思い知らされたのです。
8時前に起きようかなあと思っているとなにやら小さくつぶやいています。
軍歌の一節かな~?と耳を澄ますと、どうも哀切を帯びたこぶしのようで、新しい歌が思い出されているようです。
”江戸へひ~ィと~ォは~ァァァァけ~♪あか~ァねェぐ~ゥゥも~♪”
いつか聞いたようで、私も知っている歌で、何の歌だったかしら~?
早速課題が出されたので、調査を始めました。
三波春夫・大利根無情
利根の 利根の川風 よしきりの 声が冷たく 身をせめる これが浮世か 見てはいけない 西空見れば 江戸へ 江戸へひと刷毛 あかね雲
カレンダーの裏を利用して大きくマジックで書き写しました。
朝食中でしたが、手渡しました。
「なあに~?
誰の歌?
誰が歌うの~?」と聞いてきます。
「昨夜思い出して最後ばっかりお母さんが歌うから、パソコンの先生に教えてもらったからね~
三波春夫さんの歌で”大利根無情”という歌だったのよね~」と言って、出だしを歌い始めると、それは良いこぶしで哀調のこもる歌を聞かせてくれました。
まだ、歌いすぎの後遺症でかすれ声ですが、大声をお腹から出すので腹筋を刺激して、お通じも快調なんですよ~
食べる喜び・歌う喜び~
これさえ続けていければ寿命の限り健康に生きていけますよね~
在宅介護のメリットを存分に発揮してあげたいと母の喜びを私の喜びに変えているのです
続きはまた明日ね~
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