人間賛歌・もっちゃん4649

故郷自慢

『そのままの君で 』

竹田市は、大分県の南西にあり、九州の屋根である久住山と阿蘇山の中間に位置しています。
すぐ熊本県がお隣にある静かな盆地の城下町です。

岡城という城跡があり、今も春のお花見、秋の観月祭、音楽祭などが催されて、市民に愛され続けています。

音楽祭というのは、「荒城の月」の作曲者である、滝廉太郎さんが青年時代を竹田で過ごし、この岡城址のイメージが、後の活動に多大の影響を及ぼしたということで、歌の好きな市民に今なお歌心が引き継がれているのです。

「人の和の糸が豊かな郷土を織る」という市民のスローガンがあります。
歌を愛し、自然を愛し、花や月やほたるを愛でて暮らしている故郷の人々を見ながら「住めば都」と、台風や洪水などの天災にもめげず、明るくおおらかに生き抜いている郷土の隣人に、力強いたくましさと、人の和のぬくもりを見る思いがしているのです。

中学生や小学生と行き交うと必ず会釈をしてくれたり、大きな元気な挨拶の言葉をかけ、頭を下げてくれるのです。

町では知らない人には声をかけるなと自衛手段を教えざるを得ない恐ろしい時代に入っていますが、ここにはまだ、温かな交流が生きています。

オアシス運動の賜物でしょうねえ~

名水の里として日本百選に入っている故郷は、山紫水明で、蛍の飛び交う、人情の厚い良いところなのですよ~

故郷の自慢が出来る、自分の故郷を胸を張って言える世の中にしたいものだとず~~と奈良県では願っていましたからね~

この故郷の良さをいついつまでも!!と願うとき、思い出される歌があるのです。

この歌を学年合唱しながら、たくさんのプチモナミと再会を約束して別れました。
歌詞がとてもすばらしいので紹介したいと思います




そのままの君で
松井孝夫 「中学生の愛唱歌集」


やくそくしよう
ぼくらはいつまでも
仲のいい友だちでいると
新しい風に吹かれて
心なびくとき
きっと君を思い出すよ
時は流れて
ぼくらは別々の人生を
歩んでいくけど
いつかどこかで
偶然出会ったなら
心の底から語り合おう
変わらない何かを
確かめあって生きたい
いくつもの思いを
素直に伝えたい
そんな仲間でいてほしい


いくつ年をとっても
君は君でいてほしい
変わらない何かを
確かめあって生きたい
いくつもの思いを
素直に伝えたい
そんな仲間でいてほしい
いくつ年をとっても
君は君でいてほしい


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