着替えを済ませ、身だしなみを整えて座っています。
「今日はボランティアに行く日で、お手伝いをしてきますね~」と、朝食前に予定を告げました。
「それはご苦労さん♪いつ帰ってくるの?」と聞いてきます。
「お昼過ぎには帰ってくるから留守番をお願いします~」と書き置きの紙を手渡しながら言いました。
以前のようにすぐに忘れてしまうこともないようですが、念のために見えるところにおいておきます。
まだ視力がしっかりしていて、文字が読めます。
新聞や週刊誌はメガネがなくっても読めているようです。
両手がふさがっている時に足で戸を開けたりすると目ざとく見つけられて、
「よく足が働きますねえ~」と一言いわれてしまうのですよ。
きっちりと今も躾をされているみたいなんです~
春休みなので高校生のグループが15名ほどボランティアに入っていました。
自己紹介の挨拶だけ済ませて、早々に退散することにしました。
狭い部屋で子供の人数の倍近くのボランティアは要らないと思ったから~
急に解放されて、「なにをしよう~どこに行こう~?」と楽しくなってきました。
ホームワイドに立ち寄ると、駐車場で植木市が開かれていました。
コブシの白は3年前に植えてありますがピンクを持っていないと思っていたので、手頃な大きさの蕾のたくさんついたしっかりした苗木を買ってきました。
奈良にいる時も色違いを見つけたらすぐに欲しくなってアジサイやバラなどは夢中で集めていましたからね~
前庭は所狭しとばかりに椿や沈丁花やツツジが植え付けられています。
冬枯れの庭は嫌いで元気な緑が欲しいし花の彩りも欲しいから今年は冬に咲く苗木をたくさん集めました。
何年かしたら込み合ってくるだろうけど、そのときは植え替えをすればいいわ~
ハナミズキやサンシュユの値段を見ると、3年前に植えつけた苗の大きさは倍の値札が付いていました。
時は金なり~
まさに投資です~
成長を楽しく見守りながら、年がたてば立派に高価なものに育っていきます~
ゆったりと育てる時間は豊富にあります。
まず、種や苗を植えることが先決~
後は手塩にかけて見守ってさえやれば、神様が大きな力を貸してくれます~
奈良には樹齢300年以上のモミジや霧島ツツジが前栽にあり、家の歴史を語っています。
誰かがいつか植えた時は小さな苗木だったはず~
代々に受け継ぐ人がいて剪定して今在るのです。
62歳の今植えておくと20年間はこれから楽しめることでしょう~
その頃には賑やかな庭木に育っているはずです。
花の好きな子孫がまたそれを引き継ぎ愛でてくれたらいいなあ~
夢は限りなく広がります~
母は玄関の外まで押し車を押して出てきて、腰掛けてみていました。
ミツマタと土佐ミズキと赤いボケの花を眺めて喜んでいます。
グミの木の近くに姫コブシを植え付けました。
母から一番良く見える位置です。
まもなく開花するよ~
ピンク色の優しい花なのよ~♪
楽しみの種まきを母と語りながらしていました
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tuyosi
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