誤嚥が肺炎に （'０９年３月２４日の自分史）

母の点滴も今日で終了するそうで

食事の内容も昨日の昼食から固形食に替わりました


今までは流動食でした


水鉄砲の様な注射器の形をした容器にいれての食事介護でしたが

スプーンで誤飲にならないように上半身を起して　丁寧に食べさせてあげました


寝たっきりになってしまったのは今年になってからですし　ベッドに腰掛けて座ることが

できなくなってからの食事介護でしたから　誤嚥が肺炎になるなんて　無知な私でした


２月末に退院してからは　ますます眠っている時間が長く　食事中もすぐに眠るので

頬っぺたを軽くつついてみたり　ビックリして目を覚ますと慌ててモグモグしながら

飲み込めるし　口いっぱいにねじ込んだら　飲み込むしかないので

ゴクンとしてくれるなんて　簡単に思っていました


刻んだり摩り下ろしたり　プロセッサーで調理しているから大丈夫と　素人判断していました


夜になると熱が出て朝は平熱に戻ると言う日が続いていた時　

尿の色や量を訪問看護師さんがご覧になって

「水分補給をこまめにして　一日に１リットル以上飲ませてください！」と

言う指示を出してくださったのでした


もちろん守ろうと努めましたが

ベッドの高さを食事の時のように　その都度高くはしませんでした


楽飲みを口元に持っていくと　眠っていても　口を開けてくわえてくれます

ゴクンゴクンと３回くらい飲み込んだら　良しと決めて

こまめに繰り返して一日を過ごしていました


レントゲン写真を見せられた時に　白い靄がうっすらとかかり　炎症反応を示していました


判断が遅かったら　手後れになっていたと　今強く思います


飲食の介護には　手抜きはだめだと　思い知らされた感じがしています


昨日は徐々に回復する母を見ながら　ごめんなさい！と心で謝っていました


授乳の時　母親の顔をじっと見上げておっぱいを飲んでいた　

真剣な我が子の顔を思い出したのです


その目と同じ光の強さを　昨日の夕食時に　母は初めて見せていました


生きようとする真剣な力が　伝わってきたのです！


今度家に帰って来た時は　必ず基本動作をきっちりと　手抜き無しでしようと誓っています


今までは介護一年生でしたが　二年生になれたような気がしている朝です～


今一度修行の機会を　どうか神様！　お与えくださいますように～


朝日に向かって真剣にお願いしたのでした～


そしてもう一つ　今日は息子師匠が新任地に向かって旅立つ日ですので

前途に幸多かれと　無事を願っておきました～


願いの叶う運命を持つ　強い母だと　常に自負している可笑しな私です～


今日も楽しみ満載な予感がいっぱいです～


あなたも良い日をお過ごしくださいね～

ＰＳ

『現在、コメントを受け取らない設定にしています。』

楽しいお喋りサロンとして、既存の（画像）掲示板を活用したいと思っています。

入口は置手紙の下方にあります。

皆様のお越しを楽しみにお待ちしています(*^_^*)