栗を拾って兵十にいたずらのお詫びをするごんの気持ちが鉄砲で撃たれた後に分かってもらえた悲しさを静かに伝えたかったのです。
いたずら狐め!
またいたずらにやってきたな~
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一度思い込んでしまうと、そのイメージはなかなか消してはもらえません。
あいつはあんなやつだとレッテルをはられてしまうと、それを覆すには大変な力が要ります。
分かり合えないもどかしさと命と引き換えになってしまった無念さをちょっとだけ感じてもらおうかな~と思っていたのでした。
栗や柿の実が豊富な山里にはピッタリの絵本だと思ったのです。
同じ作者で同じ絵本画家の“てぶくろを買いに”という絵本が入手でき、季節的には今がチャンスだと今月はこちらを選ぶことに決めたのでした。
栗拾いは来年の秋に取り上げようと思っています。
黒井 健さんの絵は実に柔らかで暖かでほっこりしています。
大判の絵本だし、遠目が聞くので最適~
かわいいこぎつねが母さん狐の愛をいっぱいに受け、人間に少しだけふれて世界を膨らませていくストーリー。
アヒルを盗もうと悪いことをしたから人間は怖いと思う母狐と、人間は善だと感じた子狐と~
さて、ほんとうはどうなのかしら~
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ゆっくりと名作で感性を揺さぶってみたいと思っています。
15分間のふれあいだけれど、心を込めて読んであげたい~
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優れた絵本は子どもたちのものを見る目を養ってくれるし、声を通して物語といっしょにさまざまのよいものが子どもの心に流れ込むのだと信じます。
教材研究を昨日から始めました。
読むたびに新しい発見があり、声の大きさ・抑揚・間のとり方など朗読の楽しさも味わっているのですよ~
人に読み聞かせるには暗記するくらい一字一句を自分のものにしておかねばと張り切っています。
外は木枯らしだけど、心の中はウキウキとお花畑にいるみたいに弾んでいるのです~
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人間って素晴らしいなあと感動しているのです
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