人間賛歌・もっちゃん4649

蛍狩りに

翌日再度の挑戦で市立図書館に無事辿りつく事が出来、2週間10冊という貸し出しを目いっぱい利用させてもらえて、心が潤うのを感じることが出来ました。

奈良では、勤めていた所の市立図書館と、住んでいた町の市立図書館と二つを掛け持ちして、本の虫であり続けていたのです。

竹田に移転してきて半年~
夢中で過ごしているうちに何かおかしいと感じてきました。

野草関係の書物は本屋さんで見つけて10冊以上積んでいるし、週刊誌や趣味の園芸などの読み物はあるのにね~

静かに時の立つのも忘れて貪るように書物の中に入り込む楽しさを置き忘れていたのでした。
砂漠を一人さまよう旅人のように人恋しい気持ちになり、満たされていなかったのです~

オアシスを見つけたように満たされていく思いで夢中で10冊を選びました。
読みたい本との出会いはまさに至福の時でした~

そして、もう一つうれしかったことが~

蛍狩りに行きたいけど話し相手がほしいし、友達にお誘いの電話をしてみました。
もちろん夕飯付きで~

野草の師匠が快く引き受けてくれて、ナツエビネをお土産に7時過ぎに来てくれました。
ベニバナヤマボウシとシライトソウ・暗紫色のはじめて見るアザミの切花も添えて~

さすが~♪
山持ちでないとこんな芸当はできないわねえ~と感嘆しながら、大きな花瓶に豪華に投げ入れをして部屋に飾りました。
花と同様に豪華でうれしい気分いっぱいになりました

「もっちゃんが元気になって声をかけてくれてうれしい~
もう死ぬのかと思った~」

寡黙な人ですが、野草の趣味のあう私を特に気遣って下っているのが分かる挨拶でした。
高血圧騒ぎを知っていたから心配してくださっていたようです。

8時半を過ぎたので出かけることにしました。
村の入り口のお宮さんの向こうですから500メートルくらいあります。
足に障害があるので歩行はできるだけ車にしているようで、ホタルの棲息地まで車で出かけました。

他にも3台の車がありましたが、みんな車中にいるようです。
人影もなく静まり返っています。

私たちも堤防の上に止めて車の中から見ることにしました。
久しぶりのアベック気分で、知らない人から見ると若い恋人たちに見えることでしょう~
久しぶりに若返ったようないい気分でした~

9時頃になると、山の中腹くらいまでも高く舞い上がり無数のホタルが飛んでいるのです。
川岸にはまだまだたくさんの光が点滅しています。
2キロくらいの幅に光の帯があり、細長くスクリーン状に見えるので見厭きない光景でした。

こんなに多く飛び交う様は今ではここだけではないかしらと話しました。
師匠もたいへん感動したようで、私も念願が叶い落ち着くことができました~

心の中がす~と晴れ渡るのを感じました~

たくさんの大きな感動に包まれた一日でした~

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コメント一覧

もっちゃん
竹田の自然がお似合い
はい、もちろんです~

奈良もたくさんの友達と教え子たちが待ってくれていますし、竹田では花の友達がとても多いし、同級生もいて身内のような親交があります。

母と二人暮しを知ってくれているから、すぐに駆けつけてくれます。
ありがたいことです~

tuyosiさんは竹田の自然がお似合いですから、竹田の中に入れておきますね~
tuyosi
持つべきものは
蛍狩りのお連れが見つかってよかったですね

これも、もっちゃんの人柄でしょう
快く蛍狩りに付け合ってくれた友人に感謝です

幻想的な蛍の舞に心が洗われて本当に良かったです。

もっちゃんの沢山いる友の輪にこれからも加えていて下さいね、よろしくです。
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