のんびりゆかいな暮らし

春夏秋は里山を歩き、自然の恵みをおすそ分けしてもらい、生き物を観察。時に街角探検。夜は和紙を使った物作り、絵や書道を。

小学校の避難訓練とにかく机の下に入れで安心安全か…

2018-05-20 22:14:45 | 日記
社会のことば

突然鳴り響く緊急地震速報の
アラーム音、数人が校舎に向かって
走り出すと、校庭に居た大部分が
同調し、教室の机の下へ



🐨 小学校の避難訓練は役に立つのか
  問題にしているところがあります。
😺 アラームが鳴ったら、机の下にもぐるってあれですね。
🐨 あれです。でもあれは教室の中
   にいるときの対応であります。
😺 あ、あ、あ。ということは校庭にいた時の対応は。
🐨 あ、そうなんです。早朝NHKラジオを寝ぼけて
   聞いていたんですが、甲府市の小学校で、
   突然の避難警報、教室へ走り机の下へ、
   というキーワードが記憶に残っていました。
😺 それって、石巻市の大川小学校の件と同じですね。
🐨 いざというときに、どうしていいか分からず
   ただ時間が過ぎていくという最悪の事態です。
   大川小学校の校長の横着な地震や津波に対する
   対応が裁判で問題になりました。
😺 でも、ほかの学校でおざなりな対策
   がまだまだあるんですね。
🐨 2017年3月に実施した予告なし抜き打ち避難訓練の様子です。
   休み時間中に突然鳴り響く緊急地震速報のアラーム音、
   数人が校舎に向かって走り出すと、
   校庭に居た大部分が同調しました。
   何も倒れるものがない安全な校庭にいたにもかかわらず、
   子ども達は自分の教室の自分の机の下に向かったのです。
   この学校では、これまで事前に訓練日時が知らされ
   授業中に行われる避難訓練しか行われていませんでした。
   何の失敗も起きない予定調和的な避難訓練では、
   時間、場所、状況に応じて、適切に身を守るため
   の応用力が養われていなかったのであります。
😺 機械的にアラームが鳴ったら机の下へ、
   が刷り込まれてしまっています。
🐨 山梨大学工学部 准教授秦康範さんが2012年から
   学校現場で取り組んでいる緊急地震速報を活用
   した抜き打ち避難訓練の検証の結果です。
😺 岩手県の津波てんでんこ、が基本的な考えですね。