
(写真は、宝川温泉の露天風呂
:宿のパンフレットから)
毎年、お盆には、温泉にのんびりと浸かることにしています。

このところは群馬県の温泉にハマっています。

これまで群馬県の温泉は、伊香保、草津、磯部、
四万、水上、万座、藪塚に行きましたが、
今年のお盆は、「宝川(たからがわ)温泉」に
行って来ました。



宝川温泉へのアクセスは、JR上越線・水上駅、
または上越新幹線・上毛高原駅から路線バスが
出ています。

私は上越新幹線で上毛高原駅まで行き、そこから、
宿泊する「汪泉閣」の送迎バスで40分の宝川温泉
へ向かいました。


「宝川温泉」は、利根川の源流を遡り、人造湖の
藤原湖に注ぐ宝川沿いにあります。


(汪泉閣の露天風呂:汪泉閣のパンフレットから)
宿泊した宝川温泉の一軒宿「汪泉閣」
(おうせんかく)は、泉質は単純温泉で、毎分
1,800リットルもの湯量を誇る大自然の中の
温泉宿です。

宝川温泉の歴史は古く、日本武尊(やまとたけるの
みこと)が病になった際、白鷹によってこの温泉に
導かれて病を癒したという伝説があり、別名
”白鷹の湯”とも呼ばれています。


(汪泉閣の日本武尊の像)

(汪泉閣の入口の大手門)

(「汪泉閣」の全体図)
チェックインしてから、先ず、大露天風呂へ
向かいます。


写真は、客室と大露天風呂をつなぐ白鷹橋で、
大勢の宿泊客が、橋の上からの景色をバックに
記念写真を撮っています。


この白鷹橋を渡った先には、下の写真の檻の中に
ツキノワ熊が飼育されていますが、何と!

昔は、ここの露天風呂で、熊を宿泊客と一緒に
入浴させていたそうです!!


驚き!

クマに襲われ死傷する人が増えている昨今、
クマと一緒に、裸で入浴するなんて、
信じられません!


上は、その当時、若い女性の宿泊客と一緒に入浴
するクマのアンビリーバブルな写真です!!

話しを元に戻して、白鷹橋を渡って、渓流沿いに、
延べ面積が470畳もある4つの「大露天風呂」
へ向かいます。
24時間利用できる、大自然と一体となった
開放的な露天風呂です。


(汪泉閣のパンフレットから)
4つの露天風呂のうち、上の写真の「摩耶の湯」
だけは女性専用ですが、それ以外の3つの露天
風呂は”混浴”です!


女性の宿泊客には、混浴用の湯あみ着が提供
されるので、湯あみ着姿の若い女性も意外と
多く入浴していました。

また、ヨーロッパの人達のグループやカップルも
多く見られました。

(般若の湯:汪泉閣のパンフレットから)

(摩訶の湯:汪泉閣のパンフレットから)

(子宝の湯:汪泉閣のパンフレットから)
汪泉閣は、これまでは”巨大な露天風呂”で有名
でしたが、最近では、映画「テルマエロマエII」
(2014年)の舞台として脚光を浴びました。


映画の撮影は、汪泉閣を2日半借り切って
行われたそうです!


上の写真は、宿泊した第一別館の室からの眺め
です。


宿泊した室(赤丸印)のある第一別館は、
昭和11年建築の木造2階の雰囲気のある建物で、
露天風呂にも近く、窓からは宝川や白鷹橋を
臨む素敵なロケーションです。

しかし、第一別館は、残念ながら、洗面所や
トイレが共用です・・・


上の写真の本館だと洗面所・トイレは各室に
ありますが・・・
熊のいる温泉で有名だったせいか、館内には、
熊の大きな木彫りや人形がたくさんありました。


残念ながら、夕食は大食堂でバイキングですが、
外国の人も満足する様な品数の多さでした。

