(多摩川原水道橋)
前回は、京王閣で競輪を楽しみました。
一番盛り上がる決勝の最終レースまで見たかったのですが、
そうすると、多摩川ウォーキングが途中で日没になって
しまいます。
仕方なく、後ろ髪を引かれる思いで多摩川の土手へ戻ります。
再び、京王相模原線の鉄橋をくぐって、上の写真の京王閣競輪
の建物を右手に見ながら、次の多摩川原橋を目指します。
ここからは調布飛行場が近いからでしょう、小型プロペラ機が
頻繁に上空を飛んでいます。
少し歩くと、多摩川を横切る様に、何か構造物の跡みたいな、
不思議な錆びた鉄骨群が並んで建っています?
水道パイプ用の橋だった橋桁の跡かな?、と思って近づいて
みると、「石原水位測候所」とあります?
説明版があり、それによると、これは多摩川を撮影していて、
10分間隔更新のライブカメラだそうなんです。
京浜河川事務所が管理していて、配信しているみたいです。
へ~・・・、河川の氾濫などの被害状況を、リアルタイムで
確認するための現役の防災カメラなんだ!
やがて、「鶴川街道」が上を走る「多摩川原橋(たまがわら
ばし)」に着きました。
この多摩川原橋のすぐ奥に、並行して架けられているアーチ型
の橋が「多摩川原水道橋(たまがわ げんすいどう
きょう)」です。
この並行する2つの橋は、名前が似ているうえに、「川”原”
(はら)」と「”原”(げん)水道」と、「原」の読み方が
異なるので非常に紛らわしいです。
奥のアーチ型の「多摩川原水道橋」は、”水道専用”の
橋です。
他の水道専用の橋とは逆に、東京・調布市側(武蔵境浄水場)
から、神奈川・稲城市側(多摩ニュータウン方面)に水を
運びます。
この多摩川原橋の下をくぐろうとしたら、橋の下で、若い女性
が金切声をあげて、何か大声でわめいています・・・
危ない人っぽかったので、かかわりにならないならない様に、
少し離れて橋の下をくぐって行きます。
上の写真の橋の脇の石段で一休みしていると、先程の若い女性
の大きな叫び声が、また聞こえてきました。
耳をすませて聞いていると、どうも舞台のセリフの練習みたい
です。
失礼しました・・・
土手道に上がり、多摩川原橋を歩いてみます。
上の写真は、多摩川原橋と並行して架けられているアーチ型の
多摩川原水道橋です。
対岸には、よみうりランドの観覧車が見えます。
対岸の神奈川県側は、丘の上までビッシリと戸建て住宅が
建っています。
対岸の神奈川県側についたので、東京都側へ折り返します。
多摩川原橋の信号まで戻って来ました。
再び、東京側の土手道を歩き続けます。