![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/c6/c3a9d0fe5a78f9d1bced9fcfcb4a84d1.jpg)
(写真は、八百徳本店のうな重)
旧東海道は、天竜川を渡り、国道1号とほぼ平走します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cars_red.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/71/7c/65fa608601c05fbd15b61084feee2522_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/00/21/00343d6167a430c0653bcb37451a672b_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0c/c2/af0743b80ee004d96cc548e8ef94ae0b_s.jpg)
ひたすら西へ西へと、JR浜松駅まで歩きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_walk.gif)
浜松宿は、徳川家康が整備した東海道最大の宿場町だった
そうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0070.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/35/6e/328d0b3b0947b1115e67b8e9e31472eb_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/b2/d418a2040da73eeab80f670b56fa9ba1.jpg)
「東海道中膝栗毛」では、弥次さん喜多さんが、客引き
につかまり、浜松宿に泊まる様子が描かれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ny_kimono_m.gif)
あんまを部屋に頼んだ弥次さんが聞きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ny_kimono_f.gif)
”ここの旅籠の女将はなかなかの美人だけど、顔色が悪い
のは病気かい?”
あんまが答えるには、
”あの女将は、昔はここの女中 だったんですが、
前の女将が亭主との仲を嫉妬して、一度はここを
追い出されたんですよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0141.gif)
すると亭主は、内緒でこの近くに、この女中を
住まわせたたんです。
それを知った前の女将は、精神がおかしくなり、
首つり自殺をしたんです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0200.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ang.gif)
すると今度は、亭主が、その女中を、この旅籠へ
連れ戻して、結婚したのが今の女将なんですよ。
その時から、自殺した前の女将の霊が、今の女将に
とりついてしまい、あの様に、顔色が悪く、気が変に
なったんです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/huririhi.gif)
それ以来、白くぼんやりした幽霊が、毎晩、この旅籠に
出るそうです。”
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s2_sum_yukata_r.gif)
気が小さい弥次さん喜多さんは、なかなか寝付かれず、
トイレへ行きますが、物干しの白い下着を幽霊と勘違い
した弥次さんは気絶してしまいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_gaan.gif)
この弥次さんの話は、現代の我々には、単なる笑い話
ですが、当時は、一般には幽霊の存在が信じられていた
そうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/isona.gif)
そのため、ある旅籠で自殺者が出れば、その旅籠は
もちろん、宿場全体の営業に影響が出たそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0151.gif)
浜松の繁華街に入っていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/78/dc/492a1dc9fb7d2ce67513572c1866beac_s.jpg)
やっと浜松駅に着きました。
浜松といえば、お昼は、やはり鰻です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0068.gif)
老舗の八百徳本店で、冒頭の写真の2,800円の上うな重
を注文します。
旨い!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0140.gif)
昼食後に、浜松城を見物します。
入口に若き日の徳川家康の銅像がありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6b/2b/1d308bfea764e945bd41287cb4a86c4c_s.jpg)
浜松城は、徳川家康が、29才から17年間、試練の時期を
過ごしたお城です。
また、浜松城は、歴代の城主が、在城中に幕府の要職に
就いた者が多いことから「出世城」とも呼ばれたそうです。
へ~え!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0199.gif)
”ⅩⅩ支店長は役員コース”みたいな!
江戸時代のお殿様も、現在のサラリーマンと同じだった
んですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0151.gif)
150円を払って写真の天守閣に登ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/51/8a289e02835a5f6abf3f59c7e0b2b41f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/18/8d/7ddf1870bac61e8cd75fedabe91ff362_s.jpg)
天守閣の中では、社会科見学らしき中学生の一団に遭遇
しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/41/93/15f3dabdf7b263aaf756a25eb66cd062_s.jpg)
浜松城の石垣は昔のまま残っていますが、天守閣は鉄筋
コンクリートのため、掛川城の様な雰囲気はありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0143.gif)
天守閣からは、浜松の街の全景から遠州灘まで見渡せます!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0140.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/13/1d/f22350a1cc5c2de8ef272dd4c73bedba_s.jpg)
浜松城を出て、舞阪宿へ向かいます。
横浜の16号を歩いている錯覚に陥る様な、殺伐とした道を、
延々と歩きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_walk.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/29/df/0656fd4b10f0fb3cbbf768faf6cda74e_s.jpg)
16号との違いは、所々に松の木(松林ではありません)
が点在することくらいです。
一本道で迷う心配はありませんが、単調でつらいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0211.gif)
浜松宿から舞阪宿まで約11キロです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_walk.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/02/89/fd89e41f600c882e54a7acef7a5b192f_s.jpg)