水戸街道(国道6号線)に沿って歩きます。

東向島→八広(やひろ)→四ツ木橋(荒川・綾瀬川)
→四つ木→立石→青戸→中川大橋(中川)
→新宿(にいじゅく)→金町
向島百花園は、東武伊勢崎線・東向島の近くです。
江戸時代の浮世絵にも出てくる有名な花園です。


現在は、秋のお月見とかで有名な場所だそうです。

仲秋の十五夜は、3日間夜間開放して、
月見の催しがあるそうです。
また8月下旬には、虫を放って、
虫ききの会も夜間公開されるそうです。
江戸時代の菊屋宇兵衛という人の別荘で、
交流のあった蜀山人や谷文晁などの
文人墨客と造園した、とあります。
それで、大名屋敷の庭園には見られない
野趣に富んだ庭園となったそうです。

従って、百花園といっても、華やかさはなく、
藤棚が目立つくらいで、春の七草など
地味な草花が多いです。


この向島百花園も含めて、亀戸天神、
入谷鬼子母神等、江戸中の庶民が
集まる名所というのは、驚くほど狭いです。
大名屋敷跡の公園が驚くほど広いのとは
対照的です。

東武伊勢崎線・東向島駅のホームの下に、
東武博物館がありました。

入場料200円を払って入ってみると、
運転体験が出来る電車のシミレ-ションが
何種類もあり、実物大の運転台で
運転が楽しめます。

東武電車のOBらしき人達が、嬉しそうに、
電車の運転を子供たちに教えていました。

中川に架かる中川大橋を渡ると新宿です。
交差点の英字表示を見ると、
新宿は「しんじゅく」ではなく
「にいじゅく」です。
新宿(しんじゅく)と同様に、江戸時代の
宿場町で、この中川大橋の辺りに、
新宿(にいじゅく)の渡しと宿駅が
あったそうです。
