(写真は、多摩川スカイブリッジから望む羽田河口周辺)
多摩川の川崎の河口から源流までの全長138キロを
目指して、川崎大師まで歩いて来ました。
しかし、待てよ?
同じ様に、多摩川沿いの東京側についても、羽田の河口から
源流を目指して歩かないと片手落ちでは?
多摩川の両岸を歩くということは、全長138キロでは
なくて、倍の全長276キロを歩くの?
う~ん?・・・
まあ、仕方ない・・・
取り敢えず、羽田の河口のスタート地点を調べてから、東京側
からも歩き始めてみるか・・・
先ず、東京側の河口のスタート地点を探そうと、この辺りの
地図を見ると、羽田空港国際線ターミナルの前に、多摩川沿い
の遊歩道があります。
この遊歩道の先端が、東京側の河口のスタート地点に
なりそうな感じです。
と言う訳で、京浜急行空港線の羽田空港国際線ターミナル駅で
下車して、この多摩川沿いの遊歩道を目指します。
改札を出て、国際線ターミナルビルの1階へ下ります。
ターミナルビルの前の「羽田エアポートガーデンホテル」の
外側を廻って、多摩川に沿いの遊歩道の方角へ歩いて
行きます。
写真の環八を跨ぐ陸橋があったので、この陸橋に上がって環八
を超え、この陸橋を下りて遊歩道に出ようとしました。
この陸橋に上がったところで、その光景に驚きました!
陸橋に上がってみると、何と!、そこは、以前に歩いた
「多摩川スカイブリッジ」の端でした!
多摩川スカイブリッジは、以前にご紹介した様に、川崎市の
医薬品関連の研究施設(キングスカイフロント)と対岸の
羽田空港とをつなぐ橋です。
以前に、川崎側から多摩川スカイブリッジを歩いたときは、
猛暑で頭がくらくらしたので,橋の途中から引き返しました
今回は、以前に引き返した地点まで、羽田側から歩いて
行きます。
曇天の中、羽田の駐機場の奥には、東京タワーやスカイツリー
がボンヤリと見えます。
対岸の川崎側には、以前に訪れた巨大な「ヨドバシカメラ物流
センター」も見えます。
目を凝らすと、「ソラムナード羽田緑地」の遊歩道の先に、
目指す「羽田の河口周辺」が見えます。
多摩川スカイブリッジの端まで戻り、環八を跨ぐ陸橋の階段を
下りて、「ソラムナード羽田緑地」の遊歩道に出ました。
説明版によると、平成31年、羽田空港国際線ターミナル
(第3ターミナル)エリアに隣接する、多摩川沿いの細長い
領域に、緑地公園の「ソラムナード羽田緑地」として整備
されました。
この緑地には、休憩施設、展望テラス、綺麗なトイレなどが
あります。
環八と並行するこの遊歩道を歩きながら、近くに離着陸する
飛行機を見ることが出来ます。
この遊歩道の先端に「多摩川河口」の標識があり、河口から
源流を目指す旅のスタート地点があるのではないか、と期待
しながら歩いて行きます。