(写真は川崎大師の大山門)
多摩川に架かる「大師橋」の上から、「川崎大師」の祈祷殿が
見えたので、多摩川の土手を下りて、久し振りに「川崎大師」
にやって来ました。
川崎大師は、神奈川県では初詣の参拝客第1位です。
昔、武蔵小杉に住んでいた頃は、毎年、初詣に来ていました
が、引っ越してからはほとんど来ていません。
初詣以外では、夏の川崎大師の風鈴市が好きで来ていました。
(川崎大師の風鈴祭りについては、
「京浜急行沿いに歩く(その4)」を見てね。)
川崎大師への参詣客を輸送する目的で、明治32年に開業した
大師電気鉄道は、現在の京浜急行電鉄の基となりました。
京急川崎大師駅の前の「厄除門」をくぐり、「表参道」を
歩いて行きます。
お昼時になったので、「仲見世」の入り口の写真の明治17年
創業「松月庵」で昼食にします。
下の写真の「福 海老天せいろ」(1,830円)を注文しました。
2本の海老がとても大きいです。
「仲見世」の両側の土産物屋は、浅草の仲見世の賑わいに比べ、
平日の昼間のせいか閑散としています。
写真の「大山門」をくぐって境内に入ります。
大山門の両脇の四天王像は、京都東寺の四天王像を模刻
したそうです。
写真は、弘法大師を祭る「大本堂」で、護摩による祈願が
行われていました。
本堂の中は、護摩祈願の読経が響き渡っています。
上の写真は「つるの池」で、その奥には、自動車の交通安全
祈祷の「インド風祈祷殿」が見えます。
(芭蕉句碑:「父母(ちちはは)の 志きりに
(しきりに)恋し 雉子(きじ)の声」)
(句意:この句は芭蕉が父母の位牌をおさめた高野山に詣でた
ときに詠んだもので、「キジの鳴き声を聞いていると父母が
しきりに恋しいと鳴いているように聞こえる。」)
帰りに、表参道にある写真の明治20年創業の「住吉屋
総本店」で「久寿餅」(700円)を買いました。
表参道の厄除門の正面にある京急・川崎大師駅から電車に
乗って横浜へ帰ります。