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仕事帰りに、歩きます。
明治通りは、麻布からスタートして、
山手線の内側を北へ向かって、
渋谷、新宿と池袋まで来ると、
山手線と別れて北東の王子へ向かいます。
王子の辺りから下町の雰囲気となり、
王子駅、尾久駅と歩いて白鬚橋で隅田川を渡り
京島へ向かいます。
そこから南方向へ向きを変え、北十間川を越えると、
ネオン輝く亀戸の繁華街に到着です。
更に真南に進むと、運送会社の配送センター等が続く
湾岸地区の雰囲気になり、その先の
夢の島大橋を渡るとそこは夢の島公園で
湾岸道路にぶつかり、そこで長かった明治通りの旅は
やっと終りです。
つまり、明治通りは環状6号線のその名前の通り、
この広い東京をグルリと環状にひと回りしています。
(麻布→恵比寿→渋谷→新宿→池袋→王子
→南千住)→向島→亀戸→南砂→夢の島
・京島
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東京の下町のなかで奇跡的に戦火を逃れたのが
墨田区・京島だそうです。
高層マンションが建築中の
東武曳舟駅と京成曳舟駅の間から
京島の商店街へ向かいます。
新聞等のコラムにも「ALWAYS三丁目の夕日」
さながらの光景の昭和レトロの町として
よく紹介されています。
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道端には鉢植えが並び月島などと似た雰囲気
ですが、道路は車もほとんど走っておらず、
主要交通手段?は自転車といった感じです。
長屋、町工場、銭湯、小間物屋などが続き
懐かしい昭和の原風景です!
狭い露地には、おばさん達が集まっておしゃべり!
その周りを元気に走り回る大勢の子供達が!
最近の日本では見なくなった光景ですよね。
妙に郷愁を感じさせて、心地よく不思議に
落ち着いた気持ちになります。
・砂町銀座
明治通りと丸八通りに挟まれた商店街で、
道が狭くて車が通れないのが良い感じで、
長く続く商店街には、間口の狭い惣菜屋、
八百屋、魚屋などがひしめいています。
特に総菜屋が多く、あちこちから揚げたての
天ぷらや焼き鳥等の総菜の匂いがしてきます。
商店街というより縁日の雰囲気で、
こういう街に住んでると、
毎日の買い物が楽しいだろナ!と感じさせ、
昔懐かしい郷愁漂うけれども、
でも活気があり魅力溢れる商店街です。
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・新砂~新木場
運送会社やメーカーの配送センター等
が延々と続き、その各ターミナルへ向かう
運送トラックの量は半端ではありません!
日本中の運送会社のターミナルが
全てここにあるのではないか、
と思うくらいです!
日本通運、佐川急便、西濃運輸、新潟運輸、
東京小包郵便局・・・と事務所兼ターミナル
が続き壮観です!