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■シナモン「助火補陽」の効能で腸を温め冬の便秘を撃退【健康長寿に役立つ高齢薬膳】
冬は「便秘」に気を付けたいシーズンです。夏よりも水分を補給する頻度が減るために、便が硬くなることで出にくくなりがち。また、寒くなるとどうしても外出の機会が減り、運動不足で腸の動きが悪くなります。さらに、冬の寒さは体を冷やして血行不良を引き起こし、腸の蠕動運動を鈍くしてしまうのです。
とくに、シニアはこれらの影響を受けやすくなっているので要注意。加齢によって体内の水分量が少ないうえ、喉の渇きを感じづらくなっています。また筋力が衰えていることから、排便するための腹筋も働きが低下して腸の蠕動運動が悪くなったり、便を出す力が弱くなったりします。その結果、便が腸にとどまる時間も長くなって便の水分も減り、固まって出にくいという悪循環になりやすいのです。
シニアの場合、排便時のいきみは血圧が上がり、脳出血や心筋梗塞の原因になる危険もあります。さらに年齢が上がり、便秘が長期化すると、腸閉塞で手術が必要になるケースもあります。たかが便秘と思わずに、冬の便秘対策を講じることが大切です。
中医学では、冬の便秘は体の冷えにより腸の動きが悪くなることで出なくなると考えます。とくに、もともと冷えが原因で便秘になりやすい「冷えづまりタイプ」の人はいよいよ悪化する傾向があります。
冷えづまりタイプは、冷えるとお腹が痛くなる、トイレが近い、冬になると頭痛がひどくなる、そもそも冷えの症状がある、といった特徴があります。また、あまり自覚がなくても冷たい飲み物が苦手、舌の色が白い、尿の色が薄いといった特徴は体が冷えている証拠。改善のためにはとにかく温める食材を取り入れることが重要です。
おすすめはシナモン。速やかに腸を温めて動きをよくする働きがあります。腸だけでなく、シナモンの全身を温める効果は絶大です。「桂皮」の名前で冷えを改善する生薬としても使われ、その効能は「助火補陽」。冷え改善、冷えからくるお腹や関節の痛みといったトラブルに優れた威力を発揮します。また、美容面では顔色を明るくする効果もあります。
冷えがつらい人はお助けスパイスとして積極的に利用しましょう。同じく体を温める効果の高い紅茶にふったり、肉や魚などの料理にまぶして使ってみてください。ホット赤ワインに入れてもおいしく温まります。シナモンの冬便秘改善効果を高めるには、同様に体を温めるカボチャ、ニラ、ネギ、ショウガなどと組み合わせるとよいでしょう。当然ながら、体を冷やす夏野菜や南国系フルーツ、氷が入った冷たいドリンクのガブ飲みは控えることも大切です。
■シナモン高齢薬膳レシピ
シナモンカボチャカレー
腸を速やかに温めるシナモンとカボチャ、ショウガを組み合わせたカレー。市販のルー、カボチャサラダを使えばアッという間に完成。シナモンとショウガが利いて、本格的な味わいに。
【材料】2人分
●レトルトカレー 2個
●カボチャサラダ(市販品90グラム) 2パック
●シナモンスティック 1本
●ショウガ 1かけ
●ごはん 適量
●クコの実(あれば) 適量
【作り方】
レトルトカレーを鍋に入れ、カボチャ、すりおろしたショウガ、シナモンスティックを入れて温め、器に盛ったごはんにかける。クコの実を散らす。
(池田陽子/薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト)
【元記事】
https://news.y ahoo.co .jp/art icles/0 28e7904 3d0de02 d21242b 6a5fe32 486eea6 3f0a
●「平和のための1分間瞑想」
https://www.ra elianja pan.jp/ 1m4peac e
●日本ラエリアン・ムーブメント
https://www.uf olove.j p
●無限堂出版
http://www.mug endo.co .jp/ind ex.html
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