Sengoku Music Room

ピアノ教室での近況やコンサート情報などを気ままお伝えしていきます♪

ガラコンサートに行ってきました♪

2014-08-06 22:34:09 | 日記
伏見の電文ザコンサートホールで開催されました≪真夏のガラコンサート≫にご招待していただき伺いました。

7人の美しい歌姫と渋い人柄のよさそうなバリトン王子と、素敵な紳士指揮者率いる室内管弦楽団が奏でる音楽の世界に魅了されて参りました    

国の首都でない地方都市なのに、こんなにレベルの高い演奏家が、こんなにもいる国は世界的にも数少ないと思います。

そしてそこまで育て上げる優秀な音楽指導者がいるということは、日本でのクラシック音楽の歴史が深く長いのです!

だれもがご存じ、音楽は芸術です。しかし気付いていらっしゃるでしょうか。何百年も研究され続けている学問であり、そのお陰で今の人類の生き様に物凄く大きな影響を与え、生きる力になっているのです。全くの研究された音楽なしで、人類は発展したでしょうか。

音楽家たちは、幼いころから一生懸命毎日毎日努力を重ねてきて、音高、音大、音大学院、留学、そしてコンクールを受け、演奏会に出て大人になっても、またこれから先も生涯勉強を続け、少しでも人類の役に立てるよう大げさでなく、音楽に命をかけている優れた専門家です。

音楽は所詮、趣味、道楽、お嬢さん芸だという声を耳にします。
いえいえ!必死なのですよ再度!命かけてます
60歳近くまで音楽とともに生きてきた私は、そう言われる度に心を痛めて参りました。

音楽は学問であり、芸術表現であり、人の心を癒し生きる力を与え、人を救う宗教に近いところにあります。

クラシック音楽は信仰心からの教会音楽でもあります。ですからヨーロッパでは国に支えられています。守られています。

音楽の父バッハは教会オルガニストであり、教会音楽の作曲家なのですから。神様へ音楽を捧げるところから、クラシック音楽はスタートしているのです。

果たして日本のお国は、どの位置に置いてくれてるのかな守ってくれるところ、ないように感じているのですが・・・

音楽家に、生きる権利を

わたしは「音楽家は心のお医者さんだよ」と子どもたちに話しています。音楽を頑張っている子どもたちの顔が、パッと輝きます





   

皆さん、輝いて・・・☆

2014-08-06 09:46:55 | 日記
オペラ『万葉集』の合唱練習がありました。
名古屋芸術創造センターのリハ室で18時~21時までの3時間、ほとんど立ちっ放しにも関わらず、皆さん絶好調でした。
今回は女性パートの練習です。


曲のクライマックスは、かがやき~続けよ~と繰り返しながら、感動のエンディングへ向かいます。

練習も後半を過ぎ、ほとんど立ちっ放し、全力で歌いっ放しでお疲れもピークなのでしょう。
「かがやき」がお口だけで、「くるしみ」のお顔になっていらっしゃる方が多く……これはお気の毒!

皆さん!「かがやき」という言葉を意識して!皆さんが輝いて輝いて

それだけ言っただけなのに、見事に輝いたお顔と合唱を魅せて下さいました。すごい


小学生から熟年の幅広い年齢の女性たちです…さっきまで、町ですれ違うどこにもいる女の人たち。
こんなにもキラキラと輝いて美しい姿を私に見せて下さっています輝きを放つ女性は皆、同じように美しい

まるで天女のよう

ありがたくて、幸せで、涙が出ました


でもいちばん幸せだったのは、美しい天女たちの歌をたった1人で受けていらっしゃる男性指揮者さんでしょう

女性はいつも美しく微笑んで、輝いていなくてはいけないのですね。
こんなにも人を幸せにできる力を持っているのですから