娘が、すぐご近所の同級生のお嫁さんになりました。
大垣八幡神社でお式を挙げました。
私の両親も、私たちもこの八幡神社でお式を挙げ、お宮参り、七五三、成人式など節目節目のお祝いと、初詣お祭りなどなど、代々我が家にとっては、なくてはならない神聖な場です。娘二人は高校卒業後、巫女さんとしてお手伝いをさせて頂いています。
冠婚葬祭は、その国の文化と心を伝える大切な行事です。
今から20年ぐらい前までは、生まれ育った家から花嫁姿でご近所の方々に、
「皆さん長い間お世話になりました。おかげ様で結婚し、新しい家庭を築きます。」
という姿を見て頂き、育てていただいた感謝の気持ちを伝え、祝福していただきます。
お婿さんの家へ行き、そこのご近所様にご挨拶をし、嫁ぎ先のお仏壇にお参りをします。
両家では、それぞれお菓子を来て頂いた皆さんに配ります。
その後、氏神様や結婚式場で結婚式をし、披露宴となります。
子供の頃から見守って下さった、ご近所の方々の喜んで下さる笑顔。
新郎新婦は、絶対忘れてはならないおかげ様の気持ちが大きく沁みる瞬間です。
一生の内、花嫁さんはそう見られるものではありません。
おめでたい、縁起が良いとされる花嫁さんとお菓子
こういうシーンを見なくなって久しいので今回、私花嫁の母のお願いを聞いてもらいました。
おばあちゃんや子どもたち、ご近所のよく知った皆さんの喜んで下さるお顔、幸せそうなお顔を見て、やらせて頂いて良かったなぁって
「何年ぶりにお嫁さん見た。ええもんやなあ。」と嬉しそうなおじいさん。
「お嫁さん見れて、幸せやわぁ。」と言うおばあさん。
日本の花嫁さんを初めて見た小学生は、「私大きくなったら、お嫁さんになる」
最近の子どもたちは、大きくなったらお嫁さんになるという夢があまりないそうです。
花嫁さんを見てあこがれてもらえたら、少子化も少しは改善されるのではないでしょうか
日本が見直されてきた今、身近な伝統文化を自分たちで伝えることが出来たら・・・。
今を生きる日本人としての役目かと思いますよ。
新郎新婦、結婚式、披露宴に来て下さった来賓、知人、お友達、親戚、両家、見に来て下さった方々、通りすがりの方々、今までお世話になった物凄くたくさんの方々
皆さんもお幸せに