最近もたくさん映画を観てますが、
なかなか感想を書いてなかったな。
って事で、久しぶりに「良い映画」だった。
ゾンビ映画は何でも観ることにしてるけど、
このゾンビ映画はただのゾンビ映画じゃない。
感染して終末へ向かう世界が舞台。
いわゆる「良くあるゾンビ映画の世界」
砂漠のど真ん中で立ち往生するニックとモリー。
車が溝にハマって、どうしようか思案中に、
地平線の向こうから一体のゾンビが歩いてくる。
2人ともどう見ても脇役顔。
男のニックはチビで見た目が悪いオッサン。
女のモリーはクスリ中毒のケバいやつ。
早く主役だせよー、って思ってたら、
このモリーが主役だった。マジかい!
で、一瞬でニックが殺されて、
そこから大群ゾンビが来るかと思いきや、
ニックを殺したゾンビとモリーが、
そこからずーっと一緒に砂漠を歩く。
モリーは最初はゾンビにビビっていたものの、
なぜか段々愛着が湧き、スモールと名付けて、
犬みたいに連れて歩く.......
なんで!!!
ってツッコミたくなるところも多かったけど、
全体的にすごく筋の通った映画だと思った。
90分も持つのか?と思ったけれど、
道中色々あって、最後までちゃんと見れた。
モリーがだんだんケバい化粧が落ちてきて、
血だらけになりながらも、砂漠を歩き続け、
結果的に綺麗になっていったのが不思議だった。
最初の印象と最後の印象がこれだけ違うか。
それは多分、心情の変化とリンクしてんだな。
ラストカットも個人的には好き。
ありでしょ、全然あり。
久しぶりに良い映画みた。嬉しい。