MOLE / 生きてる証拠の備忘録

継続は力なり、というので、
出来る限りは毎日書くつもりです、多分。

ハーモニー・オブ・ザ・デッド(89点)

2016-02-29 23:30:08 | 映画

ハーモニー・オブ・ザ・デッド
原題のextinctionはこの映画の場合は死滅、
という意味が適切か。

突如ハーモニーという街を襲った疫病により、
人類は化物に変貌し、死滅寸前に追いやられる。

という冒頭のバスシーンから9年後が舞台。

9歳のルーと父親ジャック、ジャックの親友の
パトリックの3人が主人公。

世界は雪に覆われ、人類は死滅寸前。
ジャックとルーの親子とパトリックは、
たった3人しかいないのに、別々の家に住み、
ルーはパトリックのことを「お隣さん」
と呼ぶ。ジャックは何やらパトリックを嫌い、
娘にはお隣さんには近づくな、と言っている。

パトリックは積極的に外に出て、鹿などの獣を
殺して肉を食べるが、ジャックは滅多に外に
出ない。パトリックの友だちは飼い犬だけ。

異常な世界での、父と娘の日常風景。
この辺りの人間関係がこの映画の見どころ。

ゾンビ映画を期待している人は諦めよう。
これはいわゆるゾンビ映画のパニックはなく、
ジワジワと「得体の知れないモノ」が忍び寄り、
ジリジリとした恐怖を体感する映画だ。

そして化物のディテールが素晴らしい。
純粋に「怖い」と思える見た目と、
恐怖心を煽る演出は一流映画をも超越している。

オチが素晴らしいなんて映画は殆どないけれど、
この映画はオチもそんなに悪くないし、
最後まで安心して怖がれる映画。

クラウンに90点付けたから、比較すると、
やはりクラウンの方が微差で勝ってるので、
89点という得点にしたけれど、
このハーモニー・オブ・ザ・デッドも、
かなり秀作であるので、お勧めには違いない。

ちなみに主人公(?)のパトリックは、
LOSTの主人公ジャック・シェパード役の
マシュー・フォックス。個性が強くて良い。
ワールドウォーZに出ていたらしいけれど、
全然覚えていない...。あまり映画は出ていない
みたいなので、こうやって見ると嬉しい。

「恐怖」に飢えている人は是非観てください。

いきなり!ステーキ

2016-02-28 23:30:25 | 食事

いきなりステーキ法善寺横丁店

2013年12月に銀座に新規オープンした
いきなり!ステーキの法善寺横丁店に
行ってきた。近鉄難波駅14番出口から
徒歩2分という好立地。テナント料が気になる。


ランチは300g1200円(税別)でライスと
サラダと味噌汁が付いたお得なセット。

ハンバーグもあるけれど、ステーキを
注文しない人なんかいるんだろうか。

ちなみにいきなり!ステーキは、
ペッパーランチと同系列。

ペッパーランチのステーキは
とても食えたもんじゃないけれど、
ステーキ専門店なら大丈夫だろう!
と、ちょっと遅いけれど、ブームに
なっているから行ってみた。
(ペッパーランチはペッパーライスしか
食べられるものがない。ペッパーライスは
美味しいけれど)


アンガスサーロイン300g2100円というのも
大変魅力を感じたけれど、ここは折角なので
ランチのステーキを注文。

いきなり!ステーキは、立ち食いステーキ。
長居しにくいから回転率も高い。
ネーミングもいいし、ナイスアイデア。

注文して4分ぐらいできた。


ステーキに乗っているバターで
ペッパーランチと同系列と分かる。


はいドーン!めっちゃ美味しそう。


わさび醤油も完備。これは美味い!

300gとライスでお腹はいっぱい。
女性はちょっとキツいぐらいかな。

ちなみに残ったらテイクアウトもできるらしい。
これ、子どもも入れるんかな?

既にオープンから38店舗と、勢いに乗る
いきなり!ステーキ。勉強になった。

量とか値段で勝負していると見せかけて、
実は品質で勝負しているとわかった。

肉ガッツリいきたい時はここやな。
友だちとは行きにくいけれど。

阪神タイガース 高山俊

2016-02-27 23:30:18 | 趣味
2015年ドラフト1位で明治大学から
阪神タイガースに入団した高山俊選手。



ヤクルトとの競合の上、
金本新監督が引き当てた金の卵。

真中監督の空白のガッツポーズ事件
の時に指名された選手。

高山選手は明治大学時代に131本のヒットを
放ち、東京六大学野球の通算安打記録で
歴代1位になっている逸材。

近年の六大学野球出身の一流野手と言えば、
高橋由伸(慶應)
鳥谷敬(早稲田)
青木宣親(早稲田)
大引啓次(法政)
この辺りが思い出されるけれど、
全く遜色がないように思う。


金本新監督も太鼓判。

どれぐらいの成績を残すか楽しみ。
過去の大卒ルーキーの初年度成績は...。

《最近》

梅野隆太郎(福岡大学→阪神)
92試合 249打数 49安打
打率.197 本塁打7本 21打点

伊藤隼太(慶應大学→阪神)
22試合 54打数 8安打
打率.148 本塁打1本 5打点

藤川俊介(近畿大学→阪神)
124試合 161打数 41安打
打率.255 本塁打1本 10打点

野間峻祥(中部学院大学→広島)
127試合 170打数 41安打
打率.241 本塁打1本 10打点


《現役》

鳥谷敬(早稲田大学→阪神)
101試合 235打数 59安打
打率.251 本塁打3本 17打点

青木宣親(早稲田大学→ヤクルト)
10試合 15打数 3安打
打率.200 本塁打0本 0打点

大引啓次(法政大学→オリックス)
126試合 394打数 108安打
打率.274 本塁打2本 24打点

阿部慎之助(中央大学→巨人)
127試合 386打数 87安打
打率.225 本塁打13本 44打点

村田修一(日本大学→横浜)
104試合 330打数 74安打
打率.224 本塁打25本 56打点


《レジェンド》

高橋由伸(慶應大学→巨人)
126試合 466打数 140安打
打率.300 本塁打19本 75打点

今岡誠(東洋大学→阪神)
98試合 252打数 63安打
打率.250 本塁打2本 20打点

小久保裕紀(青山学院大学→ダイエー)
78試合 177打数 38安打
打率.215 本塁打6本 20打点


やっぱり高橋由伸や村田修一は凄い。
ここまでは無理だとして、鳥谷は超えてほしい。

色々悩み抜いた結果、金本新監督が起用すると
信じて、そして六大学野球最多通算安打記録を
信じて、期待値も込みで叩き出した数値は、

高山俊(明治大学→阪神)
95試合 250打数 65安打
打率.260 本塁打6本 25打点


これぐらいやってくれたら嬉しい。
欲を言えば、規定打席到達で.250なら
言うことなし。440打数110本ぐらい。

3年後には首位打者を取れる器だと思う。
いよいよオープン戦。楽しみが始まる。

パラドクス(50点)

2016-02-26 23:30:04 | 映画

メキシコ製のSFスリラー。

9階建てのアパートの非常階段。
2人の兄弟と、1人の刑事。
開かない非常扉。閉じ込められる3人。
降りても昇っても、同じ場所に戻ってくる。
何度も昇降する刑事、しかし、ループする。


家族旅行の車中。
義父と母、10歳の兄と、幼い妹。
走っても走っても、辿り着かない道。
喘息の発作で生死をさまよう妹。
精神が崩壊する母、妹を抱いて車を降りる兄。


軸になるのは、この2つの物語。

全く知らない監督、しかもメキシコ製だけど、
とにかく映像の作り方が上手くて引き込まれる。

非常階段には飲料・食料の自動販売機があり、
24時間経つとその自動販売機の中身が、
何故か復活するという設定。

さらに最初に持っていた所持品も、
24時間で同じ量だけ増える、という設定。

つまり持っていたウォークマンや、
それを入れていたバッグもガンガン増えていく。

巧いのは、これらの物資を使えば、
非常階段でも生活が出来てしまうということ。

ミネラルウォーターで顔を洗い、
空いたペットボトルに用を足す。

こういった描写を巧みに使っていて、
その絵力で、見ているだけでも楽しい。

ただ、かなり評価が分かれると思う。

SFだから何でもあり、だからほぼ説明もせず、
観る人に結論を委ねるような映画。

ネタバレはなしだけど、35年という設定にも
必然性はないし、キャラクターにも関連性は
ないから、最終的に消化不良で終わる。

という人と、全てを自分で補完して、
これは素晴らしい名作だ、という人がいそう。

個人的には前者。こういう映画があっても
良いとは思うけれど、もう半歩、足りない印象。

見た人なら分かるキーワードを。
考えることが楽しい映画で
あることだけは間違いない。

イカダ

家族旅行

非常階段

ホテル

エスカレーター

なのかな。
自分も、ちゃんと分かっていない。

あと母親のクレイジーなリアクションに
相当なストレスを感じたことも書いとこう。

それにしても、こういったテーマで1本の
映画にしてしまうのは凄い。

7歳の息子には難しかった模様。
10年後に、また見てみ。

古里尚丈さんと会食

2016-02-25 23:30:44 | 仕事

先日、2/13にアニメプロデューサー
古里尚丈さんのセミナーがありました。

古里さんにお越し頂くのは、
これで4年度連続、4回目となりました。


来場者数は約70名。

過去最多の来場者数となり、
古里さんも驚いていました。

内容はまた後日、うちの広報がブログで
アップするので、それを公開します。

そして例年通り、終わった後に食事をして、
楽しい時間を過ごさせて頂きました。

今年は串カツ。

毎年古里さんにお会いすることが当たり前に
なっていて、いつも色々な話をしてくれて、
古里さんの頭の中はどうなっているんだろう、
と、毎回、知識の多さや考えの広さに驚きます。

「世界地図を切り貼りすれば日本になる」
という、根拠はないけど面白い話しや、
明治神宮の話しなど、今回も興味深いお話を
たくさん聴かせて頂き、勉強になりました。

毎年新卒社員を連れて行くので、
ある意味古里さんに研修をして貰っている
という、そんな贅沢な3時間でした。

セミナー翌日は取材兼観光で奈良と京都を
歩き回っているそうで、大神神社や伏見稲荷、
東大寺、宇治、貴船神社など、30キロもの
道のりを歩いたそうです。

本当にどこにそんな元気がお有りになるのか...
心から敬服します。

次お会いできるのを楽しみにしています!