なが~ンのごちゃごちゃ、そして長~く続く出口のないジャンクなパラダイス??

ジャンクと戯れている中年オッサンの日常と、嫌々な車いじり、オーディオなことや魚釣り等、仕事以外のことを書きなぐります。

R-2君、フロアセンタートンネル先端カバーをボルト固定挑戦5日目

2014年10月26日 18時24分14秒 | 車弄り、スバル R-2 (360cc)

本日はスバル弄りをがんばりましたよ。

午前中に3時間、午後に2時間の、計5時間です。

しかし、進捗悪しです。

というのは、日曜日だからねー。近所のお年寄りたちが井戸端会議に来るのよねー(笑)

わざわざ、私が作業しているところに来なくてもいいでしょ。と、思いつつも、超先輩たちがなにかと気にかけてくれているというのも嬉しいことなんだよね。

前回からの続きで「フロアセンタートンネル先端カバー」を加工していきます。

車体にブラインドナット4個が付いたので、今度は裂けているカバーのボルト通し穴を処置します。

溶接部分を私がもぎ取ったので、このように裂けています。

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まぁー、スポットカッターなんて持っていないので、リューターとドリルとタガネでシパクとこんなことになるという悪しきお手本です。

この裏部分ですが、重厚な錆甲冑なのです。

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どっちも嫌な状態でしょ。

ともかく、ハンダ処理できるように綺麗に掃除+サビ研磨をちまちまとします。

表面はまだいいでしょ。

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裏面は苦戦しましたよ。

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そして、ワッシャー+ハンダ盛りで、このような状態にしました。(綺麗な成形はカバーが完成してからやります)

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裏側も相応な仕上げになっていると思いません?

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車体に借り組付けしてクリアランスの確認です。

特に不具合なく前席部分のカバーがサクッと気持ちよくはまりました。

いやー、実は私の根性が出て、ボルトがくぐらないとか、いじくることになるかと思っていたので、一発で修正することなく付いたのは嬉しいです。

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次は、カバーの先端部分をどうやってフロアに付けるか考えることにします。

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先端は、ブレーキパイプと微妙に干渉するような位置関係です。

当初はブラインドナットでカバーのリブを床に固定しようと考えていたのですが、ブレーキパイプ周辺にボルト頭があるのは、車体振動でパイプが接触したりすると、パイプを損傷する危険性があるので駄目だろうと判断しました。

さらに、この先端部分ですが、現状にて床と接触しておらず空中浮揚しております。

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元々の床が腐って大穴が開いていた部分であり、前オーナーがジャッキで突きあげたと思われる部位になります。

下から突き上げていて変形した分だけ空中浮遊をしているものと思われます。

もちろんのように、この先端部分は、サビで腐っております。さらに突き上げによりリブ根本に裂け目もあります。

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裏側を見ると、「こんなのどうしろと 」という状態なのです。

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ここまで腐っていると、もしかしたら、このカバーを、オリジナルデザインで適当にでっちあげた方が早かったかも?

いっそのこと、この上に自作コンソールを立ち上げてカバーをその土台として設計製作した方がよかったかも?

と、今までの作業をゴワサンするか?みたいな思考がよぎったのですが....

そんなことしていたらラチがあかなくなるので、今はこのカバーで進めていきましょう。

でも、こんなサビをどうこうとできません。サビを鉄に修復することはできません。サビは切除あるのみです。

なので、潔く....

こうなりました。

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ブリキばさみを入れたのですが、ビスケットのような感覚でサクサクと切れてびっくり。

ということは、その部分は腐っているということで、切断に力の要る硬い鉄まで刈り上げていったのでした。

次は、このカバーを蘇生する方向で鉄を継ぎ足すか、いっそのこと、このままで床からブラケットを立ち上げるかの方法を考えます。

缶コーヒーを買ってきてコーヒーブレイクです。

あまり床に穴を開けたくないので、床からブラケットを立ち上げる作戦にしました。

ブラケットの固定はハンダを用いれば床に穴開けなくていいでしょ。

つまりこの部位はブラインドナットで床に固定をやめました。

では、ブラケットを作成しないと....

ブラケットなのでそれなりの厚さの鉄板が欲しいよねー。と、ジャンク箱をゴソゴソと発掘です。

今回は、バブルな時代のパソコンの残骸をピックアップです。

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386のCPUが搭載されていたパソコンから取り外したものです。OSはWindows3.1だった時代で、パソコンが平気に20万とか30万とかしていたバブルな時代です。

そういった時代はフレームをしっかりしていますねー。

この鉄板ですが、なんと厚さが1.25mmもありました。もちろん両面に電着と思われる亜鉛サビ止めがされているのです。

スバルの車体鉄板より分厚いんですよねー。

そして、これをどうやって切出すかです。

腕のいいプロの鈑金屋は、1.5mm鉄板をブリキばさみでサクサクと切出して小物を製作するといいます。電動シャーやニブラで鉄板を切るのは単なる金属加工屋で鈑金屋の仕事ではないと、私が知っている鈑金屋3件はのたまいました。

そして、その鈑金屋が口をそろえて私に指示したことは....

「ド素人が切出すのだから、ブリキばさみで1mmぐらいの鉄板はサクサクと切れるよな。そんなのも切れんやつがパッチ切だしなんてしたら仕事が増えるだけやで」

というもの。何故か知らんが、1mmの鉄板をブリキばさみでサクサクと切れるかどうかが、素人鈑金をしていい目安になっているみたいです。

3件ともいうのですから、古の鈑金修行で、1mm鉄板が切れんやつは鈑金するな。素人鈑金が1mmで、人様から仕事としてする鈑金は1.5mm以上の鉄板をブリキハサミで切出せということなんでしょう。

ということなら、私もそれに挑戦しようじゃないですか?

って、ことで、ボロっちいブリキハサミを駆使して、鈑金屋に教わった、微妙に左右に振動させながらハサミを入れるというコツを試行錯誤して切出してみました。

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あちゃー、やっぱり素人が切出すもんだから、切った鉄板が歪んでますよ。

1.25mmでこんな状態だから、プロの鈑金屋がいう1.5mmをサクサクと切るというのは凄いよねー。

でも、切り口は概ねまっすぐだから、はじめてのお使いレベルとしては、いいできなのかねー。

と、自分で褒めないと、この先真っ暗になってしまいます。

DIYで鈑金されている方って、きっとこの程度の鉄板をサクサクと加工するんでしょうねー。

まだまだ、私はド素人、というより、きっと、ずっとド素人なんだと思います。

さて、これを、ペンチでクイッっと....

あれー?クイッといかないなー。

って、そうか1.25mmだとお手軽に曲がらないのか?

って、ことで大きいペンチと、バイスプライヤーを持ち出して、両手でジワジワと曲げていってこんな造形にしました。

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ナット穴は、元々のパソコンシャーシについていた部分を、そのまま活用です。

つまり、ナット穴を基準にしてブリキハサミを入れたというわけです。

このタイミングで夕暮れになりまして、以降は写真がありません。

まぁー、写真を撮るほどのことをしてませんので....

このブラケットが床と接合する部分に、ハンダメッキを施しました。

ハンダメッキ以外の部分に、サビ止めジンクスプレーを吹きました。

以上で、本日の作業は終了です。

次回はブラケットを床に取付けになりますね。

そうそう。本日は後輩が応援に来てくれました。

車体下にもぐって、一部の錆び取りをしてくれました。とても感謝です。

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