gooブログ編集部のお題に参加します。
『ブログを始めて良かった事は?』
このお題なら、たくさん良かったことがあるので、それこそ本当に本が1冊書けるぐらいのネタがあります。
ブログを初めて、世間の価値観を新たに新発見することが多々ありました。
一般的には人のつながりとか、自分の価値観が云々とか、そういうのが多いでしょう。
私もそういう良かったことは多々あるのですが、そういうのはよそ様のブログに任せるとして....
よそではあまりなさそうな、切実な悩み事を突破できるきっかけを与えてくれた内容を書きます。
ブログを始めるずっと前、まだ世間にブログがそんなに広がっていないころに、ホームページで日記を書いていたことがあり、その時はサラリーマンをやめて独立するタイミングでしたので、サラリーマンのいいとこ悪いこと、下っ端の平社員からみた縦社会の歪みなんてのを言い放っていたころに、インターネットでのつながりに相応の手応えを感じていたのです。
だって今住んでいる住宅なんて、そういうネットで知り合った方との付き合いが縁で入手した家でして、本当に新婚生活の基盤づくりまでを、当時のホームページでの日記を基盤に構築していたのです。
そして、仕事を独立し、なにかと多忙になり、ホームページの日記も自然消滅しました。
前向きに多忙になると不平や問題提示もなくなり、ホームページの日記が薄くなるのです。大したことのない戯言を書いたところで、今のようにネット人口が多数いない時代なので反応もなくなったのが事実です。
それから10年近くなって、以前のホームページを見てくれていた、遠隔地のおじいさん(血縁はまったくない他人ですよ)から、なにげなくブログはじめなよ。って背中を押されてブログを始めたのです。
ちなみに、そのおじいさんは、東北大震災で被害に合われて、知人縁者に元気にしていることを発信すべくブログを始めたとのこと、その始めるきっかけが、私のホームページ日記を昔に見ていて、それを思い出して始めたとのこと。
そんなネタはリアル知人に話したら...
「車の困り事をブログに書きなぐってみたら?世の中には奇特な人がいるので、耳元でささやいてくれかもよ?」というアドバイス。
それに、当時に私が悪戦苦闘して紋々と苦しんでいたことも、知人に言わせると「素人の範疇ではない。そういうのを情報発信したらええんや」ということでした。
結局、そういったつながりで背中を押されてブログを始めた次第です。
と、長々と私がブログを始めたことを書いても仕方ないですね。
そうそう、お題ネタです。
私のブログって、私が感じたことを戯言に書いているものです。
別に私に共感してほしくて書いていることはありません。なので読み捨てるくだらないものが多いと思います。
そんな中でも、どうしてもみなさんに聞いてほしいのが、私の悩み事なんです。
それは、世間の方のほとんどがそうだと思います。
希望とか達成とか、そんな前向きなことは自己満足で発表したいだけだと思うんですよね。そうではなく、悩み事の吐露こそ、その人の本心を聞いてほしい、そして、馬鹿にする意見でもいいので第三者の意見を伺いたいと考えるのではないでしょうか?
そして、私がブログをやり始めたきっかけの悩みは.....
その1は、
まずは激貧世帯の生活苦です。
生活に苦しいからなんとかしてくれではありません。
まして、貧乏な生活を自慢するわけでもありません。
貧乏生活のアイデアをちょろっと書き貧乏にあえぐ相談事を吐露することで、それを読まれて同様に激貧生活を克服した方からのアイデアや、人生経験の多い諸先輩方からアドバイスがいただけたのです。
このアドバイスをきっかけに、試行錯誤して切磋琢磨して窮地を乗り越えることがてきました。
本当に感謝です。ちなみに今でも激貧ですが....
その2は、
技術のない私に、手ほどきアドバイスをいただけたこと。
具体的には、自動車弄りです。
とても古い自動車を2台所有しています。もともと2台ともスクラップ待ちだったものを私が救い出して修理復活した車両です。
まだ部品が入手できていたころは、部品交換さえすれば修理できたのですが.....
1台はとても古い車両で、メーカーディーラーの整備工場への入場を断られて、ディーラーからネジ1個の部品ですら供給してくれなくなりました。部品がメーカーにないからというのが理由ではなく、単に古い車で法的サポート期限はとっくに過ぎているから関わりたくないとのこと。部品さえ手に入れば走れるのにです。
さらにとどめを刺したのが、旧車なので現代の車にはないノウハウが多数です。昨今の民間自動車整備工場では当方の車を修理するノウハウがない。ということで断られる始末です。
そして、この古い車を整備する技術のある方は、軒並み現役から退役されており過去のノウハウとなってしまっています。
と、なると素人の私がなんとかして部品を蘇生しなければなりません。または絶版部品を調達しなければなりません。そして、試行錯誤で修理するしかないのです。
そんなことを素人がどうこうできるはずもないのですが.....
ブログで、こんなんなってんねん。先行きが暗いわーと吐露したら、いろいろと情報がいただけました。
90代の方から「この車はxxのところにxxの部品があって、昔はxxのトラクターの部品と同一だった。出入りの農工機屋に確認したるわ」とか
「うちの納屋に30年以上前の部品があるから送ってあげるよ」とか
本当に嬉しい女神降臨のような情報提供がありました。
さらに技術についても、素人はどうやって修理していいのかわからない箇所があります。
図書館で勉強したりしますが、しょせん基礎知識のない素人です。わからないことが多々あります。
それを、ブログの写真を見てくれた、現職プロの方から、「ここはxxを用いて、xxしてxxしたのちにxxするのが王道です。しかし、xxしてxxしたほうがいいかも?いっそのことxxしてxxするのが将来的にいいかも?道具はxxとか、材料はxxとか....」とアドバイスがチョコチョコあるのです。
もちろん私はそのアドバイスに従って施工して、素人ゆえに下手くそ失敗もするのです。
すると、それを見た方から、次なるアドバイスがあったり、同じように苦戦していると情報があったり、そういった、ブログがきっかけで、私の素人修理技術が、応用かつ実用むりくり修理に成長してきました。
道具がないなら、これを流用してこうすればいい。という情報もすごく助かりました。
ブログを見てくれた方からの、目に見えないささやきサポートが、車修理を投げ出さないで今に続いています。
ディーラーからは見捨てられた車なのですが、まさに、「まだ世の中は捨てたものではないよ」というのを実感しています。
これだけいろいろと情報を得たりしているのですが、実はまだ誰ともリアルで会っていないのです。
どんなお顔をされているのか、まったくわからない他人様と、なんだかんだと、ある意味つまらない小さいことで、変な繋がりができあがっていくのがブログを初めてよかったことだと思います。
ささいなことですが、そういったことをきっかけに、また一つ山を越えた。といった感じで、いろんなものを克服していってます。
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