本日のスバル弄りは1時間30分でした。
サイドブレーキレバーを車体に取り付けする前に、ちょっと修理仕事を入れます。
いきなり写真ではレバーグリップが外れてます。
グリップを引き抜いてから、本日のお題写真撮影するのを忘れていたって撮影しています。
サイドブレーキレバーノブが欠けるというか溶けたようになっているのよね。
なんでこんなことになっているかの原因はわかってます。
痴呆親父の破壊修理ですよ。ガタツキのあるシートを車体フレームに溶接固定しようと試みている痴呆脳みそですよ。そのときに室内のいろんなところに溶接棒を当てたらしく室内のいろんなものがプチとろけているんですよ。
その被害がこのノブにピンスポットで該当するという。
で、このとろけ方が操作にとても違和感がというか苦痛があるんです。って、わかってもらえるかなー。
ということでノブ交換を企みます。
スバルから部品出るのかなー。多分でないんだろうなー。
ディラーで確認はしてませんよ。だって近所のディラーでは旧車は門前払いで部品取り寄せ相談するしてくれませんし、敷居に入るなっていわれてますので....
車の面倒見がいいディラーさんとおつきあいのある方は、まずはディラーに相談してください。
という意味で純正部品番号を書いときますね。
#0043-41084 ブッシュボタン(ハンドブレーキレバー)
ちなみにこの部品がメーカーから出るかどうかを確認するために、遠い他府県のスバルディラーに出向くのも面倒なので他車種流用を考えました。
つまり純正部品が出るか出ないかの確認をせずに流用に走ってます。だって近所のディラーが対応してくれないんですから....
他車種部品取り寄せするのならメッキがいいよね。って考えてますよ。
もちろんですが、他車種のサイズがわからないので博打ですよ。
まずは入手しやすいメーカーのやつ
トヨタ #46217-53010 パーキングブレーキレリーズロッドノブ
外径13mm。雌ねじM5、P-0.8 です。
なんと本日に入手したてのホカホカです。
モノタロウさんにて割引価格適応させて税別216円の散財です。
そして、なにかと変体サイズが多いという噂のホンダにも手を出しました。
ホンダ #47142-671-010 ノブ
外径14.5mm。雌ねじM5、P-0.9 かな?。M4だとぶかぶかです。M6は入らない。M5、P-0.8で先っちょだけ当りありなのでピッチが違うのでは?そうなるとP-0.9なのかな?というやつです。
これは数年前に取り寄せてます。手元の記録だと2017年6月13日に入手です。
モノタロウさんにて割引価格適応させて税別243円の散財です。
さてさて、スバルの車体のやつはどうなんよ。でしょ。
ノブの抜き取りは簡単です。
普通にノブをつまんで左回しで抜けます。奥からスプリングが突っ張っているので力は要りますがシャフトにねじ込んでいるだけですよ。
ノブの外径は12mmです。ノブ底面にクラックがあります。って私が捻って抜いたからではなくボタンを押すことで力がかかり樹脂部品にクラックが入っているってことです。
レバー本体側です。
内径13mmです。
シャフトネジきりはM4、P-0.7です。
ええええっっっ。M4ってか?
M4なので、今回に用意したトヨタとホンダのやつは使えません。
ホンダにいたっては外径がオーバーすぎて物理的形状でまったくダメです。ホンダのノブは大き過ぎです。
トヨタのノブは外径が....。とりあえず入れてみよう。
レバー側内径とノブ外径が同じサイズだから入りません。
どうする?
レバー側の内径をリューターで薄く削ったら入ると思うよ。0.5mm肉を削いだらいいんだよ。
ネジサイズの違いについては、2液エキポシパテボンド(JB-ウエルド)を入れて差し込んだらいけるような気がする。
どうする?うーんうーん。
と、考えるのですが......
ブレーキ操作部品だからねー、できるだけ変な改造したくないしねー。
オリジナルのとろけた部品をもういちど見つめなおします。
触って痛い箇所が、クラックのようなキズがあるところと、解けて肉が切り立った箇所に小さい角が立っている。合計3箇所なんです。
ピンボケ写真でわかりにくいでしょうが、本当に小さい角のようなものが飛び出ているんです。クラックのような切り立った裂傷はわかるでしょ。
尖っているなら削ってやれなんですけど....
さてさて、どのように削りましょ?
というか、このノブはきちんと内部まで肉があるのかよ?もしかして中空成形だったら削るのはどうなんよ?
って、やってみないとわかりません。
えーい、破壊工作してやれー。
リューターでほどほどに削ってみました。デザインてきにおかしくならないように....
角刈りから丸刈りにしてみました。
内部は中空ではなく身が詰まっていたみたいです。
ただ気になるのは....
押し込み機能のノブです。それを丸くすることで操作がしにくくならないか?
指が汗で濡れていたらボタン操作しにくくないか?なんですが....
押したら指の腹がチクーッって針で刺されたように痛いよりはずーっとマシと考えます。
それにサイドブレーキって走行中は操作しないしね。だから丸刈りデザインでもいいだろうと自分にいいきかせます。
整形仕上げ作業です。耐水サンドペーパーで#1500まで研いでみました。
#2000まで砥ぎ進めるとスベスベになりすぎて操作しにくいかなーってここでやめました。
けっこうな力で押し込むものなので塗装はしないつもりです。塗装したところですぐに擦れてはげてくると思います。
ノブ後ろのクラックへの手立てです。
ノブを補強するためにボンド肉増しとかの容積を増やす許容は実質ありません。外径はこのままにしなければなりません。
そうなるとノブ側を無理に対策しないでこのままにしておきます。
ノブの一定箇所にスプリングが当っているので、その当り箇所を分散できないかと考えます。
レバー本体内側にいい感じで入るワッシャーをあてがってみます。
サイズはM6用ワッシャーで外径12.5mmです。
スプリングとの当りはこんな感じでして、可動隙間に噛み込むことはないだろうと判断します。
ノブとスプリングの間にワッシャーを一枚挟みこむ形になります。
ブレーキ部品に手を加えるのは.....。という思いはあるのですが....
ノブを延命するためにはごめんしてねーって、入れました。
ノブをねじ込みます。操作感がスムーズなのを確認してOKです。
グリップを被せてから、しつこくノブの動きにひっかかりがないかと確認します。もちろんOKです。
弄くっているときに小さいキズをつけてしまったので、タッチアップ筆差ししました。
で、他車種部品流用については....
私には簡単ポン付けでの妙案はうかばずです。
トヨタのメッキノブは、手を加えればなんとかなりそうですが....
オリジナルノブがクラック酷くなってダメになったときにトヨタノブをどうにか加工で進めることになるのかな?
ともかくホンダノブは無駄な散財決定でした。トヨタは改造素材で将来に使うかもですね。
それよりも、M4雌ネジのノブって....
もしかしたら家具の取っ手、オーディオとかの操作ボタンとかで探したほうが使えるサイズがあるのかもしれません。
または、アルミ棒にタップ切りして自作した方がいいものになりそうな....。
誰かチャレンジしません?ってR-2乗っている人で、このノブがおかしい人って稀有だわなー。誰もチャレンジしないか...
以上が本日のスバル弄りでした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます