最近、だんだん秋めいてきて温度が下がってから気になる事象が現れた。
クラウンワゴン君は、あいかわらずご機嫌です。本当に良く働く娘です。
それが、外気温が低い時に、エンジン始動してしばらくウォーターポンプから、キュキュキュというか、キーキーキーというか、甲高いすごく早いピッチの音がしだしたのだ。
ちなみに、合間の夏日だった時、つまり外気温が25度より高いときは音がしないのです。
さらに、様子を見ていると....
ウォーターポンプに異音がある時は、水温計が低い時は異音がするが、水温計が上がると音が止まるのです。
うーん。サーモスタックの弁が開いてラジエターへ水流が良くなると音が止まるというこか?
もしそうなら、水が流れないようにサーモスタットが弁を閉じて、ウォーターポンプの回転だけになった時に異音が出るのか?
どのみち、ウォーターポンプに関する障害なのは間違いないだろう。
で、さらに推論を展開することに....
水流で異音の発生有無があるというのなら、ウォーターポンプの羽が共振するようなことになっているのか?単にウォーターポンプのベアリングヘタレなのか?
そうではなく、水垢等で水路が詰まり始めていて、それがウォーターポンプの負荷になっているとか?
または、水温計と関連があるように疑っているが、もっと簡単で、寒くなってきたことでファンベルトが縮こまっており、低温時の最初のエンジン始動時にベルトがきつくてウォーターポンプを引っ張っているとか?
まぁー、その辺りを推論してみました。そして、いざ本日に確認です。
まず、クーラントのタンクを確認。
あれ?お盆に確認した時は綺麗な赤色水だったのに、あきらかに汚れている。それもドロリ感があるような、微妙な水垢もかんじる。
ラジエターキャップを開けて確認すると、ああっ、雨水のような汚い水が。
つまりクーランとの水が汚れているのが確定です。
本当はクーラントを交換すべきなのですが、手持ちがないので、タンクの水をスボイドでくみ出して、タンクを水道水でじゃぶじゃぶ洗いました。
それでエンジン始動して、ほんの少しですがラジエターの水と行き来させてみました。
次は、ファンベルトの調整です。たしかにきつめになってました。お盆のくそ暑いときにベルトが緩んでエンジン始動時にベルト鳴きするのでちょっとしめたのですが、それがキツキツの状態になってました。
単にベルトを緩めに調整です。これからどんどん寒くなるので、ちょっと気分大目にゆるめておきました。
さて、エンジン始動です。特にベルトの鳴きもないので、これでベルト調整はいいかな?
それより、ウォーターポンプの音に強弱の変化があります。なにか反応があるということです。
20秒ほどしたらウォーターポンプの異音がおさまりました。
水温計を確認したところ、温度はまったくあがっていない状態です。だってエンジン始動して1分もたってないしね。
で、エンジンを切って、20分後ぐらいに再度エンジン始動です。
今度は最初からウォーターポンプからの音がしません。フムフム、改善されているのか?
その足で2kmほど走ってみました。ウオーターポンプの異音は止まってます。
クーラントのサブタンクを見ると、「うわっ。凄い汚い水」
つまり、水が汚れて、水垢といったものでウォーターポンプに抵抗があるのかも知れません。
今回、サブタンクを清掃して水が少しいれかわっただけで、内部の水垢が少し流れて水垢が浮き上がったものと思います。
つまり、近いうちにラジエター内部を水道水ででも洗浄して、クーラントも交換しないといけないということですね。
ちなみに、クーラントは去年の12月の私が乗りだすタイミングで新品を投入してます。
それまで前オーナー様は2年間乗っていなかったとのことなので、クーラントが通る冷却水路が汚れていたのでしょう。
それが、この夏の高温を通過して大分剥がれてきて、今、その汚れ水が循環しているのだろうと思います。
その汚れが血栓にならないうちに、さらさらのクーラントに入れ替えろってことですね。
近いうちに交換してあげるね。クラウン君まっててね。
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