なが~ンのごちゃごちゃ、そして長~く続く出口のないジャンクなパラダイス??

ジャンクと戯れている中年オッサンの日常と、嫌々な車いじり、オーディオなことや魚釣り等、仕事以外のことを書きなぐります。

R-2君、初めてのキャブレータ分解

2019年12月12日 13時50分18秒 | 車弄り、スバル R-2 (360cc)

昨日のスバル弄りを1日遅れでブログです。

 

スバル弄りは3時間ぐらいの予定で作業開始したのですが、なんだかんだで6時間でした。

それも昼飯抜きで黙々と、コンクリート床の上でアグラかいて、溶剤の匂いに包まれて、ずーっとアライグマです。

それでなにやらメッチャくたびれた。昼飯が夕飯という、あっ?それって昼飯抜いているってことか。

その飯をたらふく食ったら眠くてどうしようもなくて、というか食事の最後は食いながら寝ていて、嫁にめっちゃ怒られたのは記憶にあるのですが....

以降は記憶になく、朝を迎えていました。

ということで、今頃になって昨日の作業をブログに書いている次第です。

 

今回、生まれてはじめてキャブレータを分解しました。

なにごとも初体験は試行錯誤です。ノウハウなんてまったく無いので組み立てするときに「これってどうだっけ?」と悩むかと思います。そのときに確認するように無駄に写真をアップするので、余計な写真が多くて無駄なブログになっております。

 

今回のターゲットです。

このキャブレータは私の車体に付いている部品です。

つまり、失敗は絶対に許されない部品です。

エンジンに借り付けしていたものを取り外した状態です。ホースやワイヤーがどうついていたかの記録写真だったりします。

分解前の写真としてアチコチを撮影です。

ワイヤーのリンケージ部分はかなりの油汚れ体積してます。触ると指がドロッと汚れるんですよ。

写真では綺麗に見えているんですが、あちこちがネットリした油汚れなので、分解する前に概観を掃除です。

だって、どこにネジがあるかも慎重にしないと、油汚れのところにロックピンとかあったら大変だからね。

1時間ぐらいアライグマしてみました。

これで、あちこちこちょこちょ触っても手が汚れない。つまり分解しているときに工具も汚れない状態になりました。

整備書を見ながら分解するのですが...

一番最初に、「上蓋にあるオープンベントパイプのニップルを外す」とあるのですが...

いきなり固着でまったく回りません。私の痩身の力をこめても回らないのです。

これは、万力でキャブレータを固定してメガネレンチにパイプ延長して回せということか?とか思いつつも、キャブレータを万力で挟んで歪んでしまったらなにしていることやらになるのです。

うーん。これを外さなくでも分解できるのかなー。と、とりあえず放置にして分解を薦めることにします。

ドキドキしながら蓋を開けることに成功です。というかガスケットに液体ガスケットなすくって合体されていました。だからめっちゃ食いついていたのよ。

まずは蓋側の写真です。

フロートがめっちゃ薄いプレートに付いているのです。

このプレートの曲がり具合が超絶妙調整が必要部分とネットに情報があったので曲げないように丁寧に扱います。

そのプレートを固定するピンもロックされているわけではなくただ差し込まれているだけでした。(組み立てたときにフロート室の壁にピン端があたるので抜けない仕掛けです)

本体側の写真です。

これって汚れている扱いになるのかどうかわかりません。

だって初めてキャブレータを分解しているので、よそ様のもの、他車種のキャブレータの中身がどうなのかも知りません。

キャブレータではありませんが、クラウンワゴンのスロットルと比較したら、とても綺麗に思えるのですか、比較対象が違い過ぎるのでなんとも判断できません。

真上からのショットです。

このガスケットって素材はなんでしょう。かなり膨らんでいるように思うのですが、ガソリンによる劣化なのか、内部トラブルで気圧が上がってなにやら歪んでいるのかといったことも私には判断できません。

フロート室の底部分は、コケのように薄く汚れが体積してます。

ジェットっていうらしいです。キャブレータの要のところはこんな状態でした。

写真上の真鋳色4箇所よりも、左下の奥に潜んでいる、真ん中にピンが立っているやつが気になる心です。

ガスケットを剥がしてみました。ジェット4箇所のうち1個が飛びだしてます。

ジェットを抜いて、リンケージ部分も外せるものは外して、エンジンコンディショナーとパーツクリーナーを用いてがんばって洗浄です。

リンケージのシャフトを抜きたいのですが、バタフライ固定ネジを取り外さないと抜き取れないみたいです。

しかし、激貧道具で作業している私には、この小さいマイナスネジを取り外す力が入るドライバーを所有してません。

もし、無理して精密ドライバーで外そうとしても力が足りずにネジ頭を舐めて潰しそうです。

たとえ外れたとしても、適正なドライバーがないことで組み立てるときにしっかり締め付けできず、後々にネジ抜けしてエンジン内部に転がっていったらとか考えると恐ろしい事態になります。

ついてはリンケージシャフトの分解はあきらめました。道具が無いのだから仕方がありません。

ジェットなのですが、4箇所の部品が取り外せませんでした。

写真で言うと右側のやつは、センターにピンが立ってまして、そのピンを回避して回すようなのですが、マイナスドライバー先端の真ん中が切り込んでいるような専用工具が必要なのでしょうか?私のバカ脳では取り外し方がわからなかったのです。

真ん中のやつはまったくもってどうやって取りはずのかわからずです。

左のやつがメーンノズルらしいのですが、整備書では本体をひっくり返して叩いたら抜け落ちるとあるのです。

やってみるがまったくもって抜ける気配なし。ドライバ溝のようなものが切ってあり、ドライバーを回してついたキズがあるのです。

でもよーく見ると縁一箇所にキリカキがあり、これってなにやら方向位置決めガイドがあるのでは?まわして外すものではないのでは?だから整備書はひっくり返して叩いて落とせとあるのでは?

と、勘ぐりまして、ひっくり返してドライバの刃先で軽くこついてみて抜けないのであきらめました。

それと、写真では見えないのですがフロート室底のほうに横からメインジェットがあります。フロート室のドレンボルトを外し、その穴から貫通してドライバーを回すとあるのですが、ドレンボルトが回りません。外せません。あきらめました。

抜けないジェットのところは、あちこちからエンジンコンディショナーをたんまり吹き込んでパーツクリーナーをブシューと吹き込んで別の穴から相応に噴出して、出てきた液が綺麗になるまでがんばってみました。

吸気側バタフライをあけたところの上側に小さい空気穴が合ってそれが詰まってました。もちろんそれも掃除して無事貫通です。

上蓋の抜けないオープンベントパイプのニップルですが、反対側から見えるところにフィルターメッシュが見えるのです。光にかざして覗き込んだらものすごく汚い。

ニップルを咥えて息を吹き込んだら、負荷かありかろうじて通過している、詰まっているってことです。

なんとかして分解したいので、CRC556をたっぷり吹き込んでドライヤーで人肌より熱くなるまで暖めました。エンジンコンディショナーを吹き込んでまたドライヤーで炙り、パーツクリーナーで洗浄したら真っ黒汚れがドロリと出てきます。

再度CRC556を吹き込んで10分ほど放置してから、エイッって回したら外れました。

出てきたフィルターは、エンジンコンディショナーとかが触れているのにこの有様です。

プリンカップにエンジンコンディショナー溜めてドブ付け洗浄するも、メッシュに汚れが絡み付いているのか取れません。歯ブラシシコシコしても駄目ですよ。

そうなるとパーツクリーナーの先端に押し付けて缶スプレーの出力で吹き飛ばす作戦です。

自分に跳ね返るパーツクリーナー飛沫を被りながら洗い続けたら真鋳色のメッシュが現れました。

これで、ド素人の私ができる掃除は終了です。

取り外せたジェットは洗浄してこんな状態です。もちろん穴は貫通してますよ。

フロートも洗浄してこの状態です。

上蓋の燃料口バルブが完璧に固着してました。上蓋を振るとバルブがカチャカチャいうぐらい綺麗に掃除しましたよ。

ド素人分解清掃のバラバラ事件です。

次はガスケット自作してから組み立てってことですな。

 

日の入りまで1時間ぐらいあります。

ここまできたらその1時間もスバル弄りしてやれです。

どうしようかなーと、いうことで....

キャブレータの錆びていたリンケージ部分、それと、セルモーターのマグネットスイッチに、POR-15を筆塗りしました。

しかし、最後の方は暗闇になりました。暗がりで筆を動かすって....

大丈夫だろうか?まあー仕方ありません。

 

これが昨日のスバル弄りでした。

 


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