マフラーのサビ落としをまとめます。
いやー、こいつの作業は長かった。というか、なにかと忙しくて、マフラーにかまってあげれなかったのだ。
時々、ちょろっと研磨して、といった感じでマフラーの部分部分をサビ取りしていきました。
3月8日
いよいよマフラーに取りかかります。
まずは全体写真
銀色、だったり、黒色だったりするのは....
元々は黒色なのよね。
それを、私がR-2に乗り出したころ(20年以上前の昭和の話です)に、マフラーのサビが気になるところがあったので、エンジンから取り外さずに触れるところだけサンドペーパーかけて耐熱シルバーを塗ったのです。
エンジンから取り外さない、かつ、エンジンアンダーカバーも外さないで、見えているところだけをペーパー掛けしてスプレーを吹くとこんな仕上がりになったというわけです。
気持ち悪いパンダ色ってことで...
さて、サビ状態を確認すると....
私が小僧時代に塗った耐熱シルバーはしっかりしていまして、そこはそんなに腐っていないみたい。
マフラーが車体についている時に、下側になる部分(もちろん黒色の箇所)は、サビに侵されています。
後々、私が後で確認するように各部の写真をアップ
エキマニとのジョイント部分。フランジの首部分に前オーナー様が細工されたパテ盛りがあります。
もちろこのパテは凄い年月を経ているはずです。
パテの端っこをドライバーで突いてみると、ポロっと崩れます。もう辛うじてついている?石綿のようなもので巻かれているのでなんとか維持しているという状態に思えます。
ここは、めくってパテ盛りをやりなおさないといけないでしょう。
そして、私が一番「いやだなー」となった部分。
ブラケット取付け部分がサビで腐って折れてます。
これってどうして修理するの?
ということで、遠い知人(鈑金屋)に電話してみました。
「マフラーのステー部分が折れているけど溶接できる?」って...
すると、「お前のいうてるやつは、あのスバルやろー。マニの時にアカンっていうたやろ。」
マニちゃうで、今度はマフラーやねん。って突っ込みますが....
教えてくれたのは、マフラーなら「トーチ+銀ろう」で付けれると思うけど、でもなー、30年以上前の腐った鉄やろ。トーチじゃ熱量しんどいかもよ。とのこと...
「ふんふん。銀ろうやな。」と、ここで近所のホームセンターへレッツゴー。
1件目は、銀ろうの取扱がなかった。2件目は、銀ろうは在庫している。
銀ろうのパッケージ裏面を読んで、銀ろう用のフラックスが必要とのこと。
そうそう、痛んだ鉄に付けるにはフラックス重要だねー。と、店頭を探すが銀ろう用が陳列されていない。値札もない。
アルミ用と、ハンダ用は陳列されているのだ。
店員を捕まえて、銀ろう用のフラックス在庫はないのか?と確認したら....
フラックスはここにありますよ。と、先の2種類を指し示す。
違う違う、銀ろう用が欲しいのですが、と再度確認すると....
何をつけるの?鉄ならハンダ用のフラックスでいいよ。とのたまわれる。
うそだー。と思いつつ....また知人に電話で確認。
銀ろうって、ハンダ用フラックスでいけるの?
返答は、「ダメ」。あんたのマフラーは鉄でも、実質酸化鉄に化けている部類だから、銀ろう用でないとつかないと思うよ。店員は知識ないだけやでー。
って、ことで、さすが私の住むところは田舎ということで、セットで入手できないのであきらめた。
さて、その知人からのアドバイス。
360軽のマフラーの外側ならそんなに熱くならんのとちゃう?
マニはあかんでー。マニと接続するフランジ部分もだめ。
マフラーの話やで。それもブラケットとかの突起取付根元やろ。そういったところはそんなに熱くならんと思うで、だからハンダで付けな。
ほんとうにハンダでええんかい?って確認したら、
ダメ元やん。剥がれたらその時で、またやり直ししな。多分、ハンダでなんとかなるって。
とのアドバイスを信じてハンダ作戦にでます。
まず、折れている部分をよーく確認です。
R-2君のマフラーって、マフラー本体に耐熱ウールのようなものを巻いて、その上に鉄カバーを被っているのよね。つまり2重構造です。
この外側鉄カバーとブラケット部分を物理的にステーで補強できないか考えました。
そして、パソコンの拡張スロットカバーを加工して、リベットしてみました。
そこにハンダを流し込んでさらに強度増しです。
知人の、「360軽のマフラーならハンダが解けるほど熱くはならへんと思うよ。」というアドバイスに期待します。
もし、ハンダが解けても、いいかげんにでっち上げたステーがついてるので、すぐにどうこうということにはならないかと思います。
3月9日
マフラー全体を塗装剥離しました。うーん、いろいろと錆びてるねー。
キャブの下側にあたる位置がサビ酷しです。キャブからガソリン吹きかけられたのかしら。
マフラー出口は、クレーターが沢山です。
3月12日
マフラー出口部分をサビ取りしてみました。
3月24日
時々のサビ取り作業でここまで進捗しました。
グレーの部分は、サビが酷かったところで、エボローバルを塗ってます。
エボローバルがマフラーの熱に耐えれるのかどうかは、神のみぞ知るってか?
でも、エボローバルは高耐熱だから、きっと耐えてくれるさ。
剥がれた時は、その時に考えましょ。
その後、ちびちびと作業し、サビを取ったら、その部分に耐熱塗料を刷毛塗りして、ということをしてきました。
4月12日
いよいよ、最後のサビ取り作業です。
マニとの接続口、フランジ首部分のパテを剥がしました。
石綿部分を剥がして、ワイヤーブラシを軽くゴシゴシした状態です。
そして、ここにリューターをあてて、グリグリと進めていたら。
うっひゃー。
穴が開いちゃった。
つまり、パテで本当に穴塞ぎしてあったということですね。
で、リューターで削った状態写真は....明日の作業報告へ続く
ちなみにマフラーは本日(4月14日)で、こんな状態になってます。
以降、違うネタです。
マフラー以外の話ですが、クロスメンバとかも少し作業したのよね。
忙しくてブログに書き損なっていたので、ここにちょろっと記します。
クロスメンバ編
4月3日
クロスメンバの一部(エンジン下に斜めに付いている長い棒)をサビ落としです。
これも酷いサビでして、結局、塗装剥離してそこからサビ取りとなりました。
もちろんサビ取り後は、エボローバルを塗っておきます。
4月5日
クロスメンバをプラサフ仕上げです。
クロスメンバ自体は、ずっと前にエボローバル仕上げまでしております。
上塗りは、後程、まとめて処理します。
エンジンマウントブラケット、リアスリッドのカバー編
4月3日
エンジンマウント前側部分です。これのブラケットをサビ落としです。
エンジンマウント自体は特に変形もなさそうで使えそうですが、新品を入手しているので、お疲れ様とねぎらって引退してもらいます。
ブラケット部分は、黒色塗料が残ってますが、ドライバーで突いたらめくれて下からサビがコンニチハです。
リアスリッドカバーも塗装の下にサビがあります。
この塗装の下に蜘蛛の巣のようにうっすらと浸食するサビって嫌ですねー。
どちらも油汚れが酷いので、洗油にドホン。
洗油で2日間ほど熟成されることにします。
4月7日
エンジンマウントブラケットを塗装剥離しました。そして全面に広がっていたサビ取りしました。
錆び止めにエボローバルを塗りました。
上塗りは後程まとめて行います。
4月10日
リアスリッドカバーも塗装下のサビが酷かったので、塗装剥離して全面のサビ取りしました。
この後、錆び転換剤塗り、プラサフ、つや消し黒色を塗って仕上げました。
出来上がり写真を撮影するの忘れた。ごめんね。
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