本日のスバルいじりは3時間でした。
本日より、以前に悔しい思いをしている「ヒーターファン」をリベンジしていきます。
悔しい思いをした内容については、以前のブログ(2015年01月15日)を見てください。
それで、失敗したので、新たな素材をヤフオクで渋々入手しています。
渋々入手した件については、以前のブログ(2015年02月12日)を見てください。
この素材をいじっていきますね。
まずは、現状にてモーターが回転するか確認です。すこし音が大きく感じましたが、元気よく回転しました。
私の元々のファンのような、ゴロゴロ音と、時々「カチン、コチン」っていう大きい異音はありません。
(元々のファンは内部でシムが割れていてその部品が散らばっていたため、そのような音がしていました。)
私はモーター部分が欲しいだけなので、サクサクと分解していきます。
サクサクと....
アレレ、サクサクと....
サクサクと分解できんのかい!
どうやってもドラムフィンがシャフトから抜けません。私のやつは「サクッ」と抜けたのだけどねー。
ファン自体は回っているのでモーター内部は分解するつもりはなく、フィンだけ取り外して掃除したいなーと考えていたのです。
うーん。シャフトにネジ止め剤のようなものが入れてあるのかなー。
えーい、もう深追いするの止めだ。フィンをつけたままで作業していこう。
モーターの後ろキャップの固定ネジを確認すると、どうも前オーナーにてドライバーを当てたキズがあり、そしてスプリングワッシャーが1個入っていないのを現認。
って、ことは?
前オーナーが分解しているということですな。なんか怪しい予感がしてくるぞー。
もう、ヒーターファンに軍資金投資したくないぞー。なんとかこいつで作業できるようになれよー。と、ジャンクの神様に嘆願する私です。
ちなみに、このヒーターファンですが、スバル360をレストアしている方からのヤフオク放出品でした。
出品者は、スバル360用ヒーターファンとして、ヤフオクで入手したが、出品者のスバルにはモーターが大きすぎて取り付けできず。なにかグレード違いかも?だったかな。
そんな感じで出品でした。なのでタイトルも「スバル360 R2 k111 k12 ? 電動ファン」と出品されており、文面には、「R12用と思われます」というチグハグな説明で、肝心のモーター動作については触れていないようなものでした。
最初は5000円ぐらいで出品されていたのが、だれも入札なく、じょじょに値下げされて、私が渋々払う金額に届くところで入札したというものです。
前オーナーがスバル360をレストアしているというのなら、まぁー、このファンを開けていじっていても不思議ではないのだけど、ワッシャーが抜けている(簡単な部品の組み忘れをしている)ことより、内部はどうなん?となりません?
それに、出品文面に「ファンが回る」と記されていないような代物だったので、とりあえず先ほど回転するのを確認したが、なにか罠がしこまれていないかと疑いも持ちますよね。
まぁー、前オーナーが開けているのが確実なので、中身がどんなことになっているのか私も開けることにします。
むぅー、特に変なことはないけど、赤い色のグリスを追加されているなー。
そのグリスが内部で「ブッシャー」って飛散している。
ためしに、赤いグリスを指でぬぐってみたら、えらい緩いですなー。
感じているときに分泌されるヌルヌルのアレのような。ラードのような....
グリスに見えるが、赤い色より、もしかして接点復活剤の類だったりするのかなー。
ともかく気持ち悪いので、このグリスをぬぐい取り掃除したいなー。
でもなー、フィンが取れない以上、コミュは抜けないしなー。
と、ここで、一旦こいつは中断です。
次は、サイドブレーキ感知スイッチです。
こいつの存在を忘れてました。
まだ色塗りを、やり忘れている小物は無いかと、ダンボール箱の中をゴソゴソして発掘です。
こいつって、ブラケットに四角いスイッチが貼りついているものかと思っていたのです。
しかし、よーく見てみると....
さすが、スバルです。いつも、いろんな意味で私の予想を裏切ります。
このブラケットのようなもの自体がスイッチです。四角い部品はシャフトになっていてスプリングが入ってます。その後ろに金具があって、四角い部分が移動することで金具とブラケットの接触をON/OFFというローテクでできてました。
ともかく、こいつも分解してみます。って、言っても小さいネジを1個はずずだけなんですけどね。
さて、ここで問題点です。
ブラケット部分というか、こいつがスイッチ本体だからフレームというべきですね。
もちろん、フレーム部分はサビているので、サビ処置をしないといけません。
サビを取ると、その上に塗料を塗るなり、サビ転換剤するなりしないといけません。そうしないとすぐにサビるよね。
で、塗料って、サビ転換剤って、電気通さないよね。
このフレームと金具部分が接してスイッチON/OFFだから、このフレームと金具部分の表面は通電しないといけません。
うーんうーん。こういう部品こそ、メッキ屋さんにクロメートメッキしてもらうのが本当なんだろーね。
と、ここで自宅での作業は終了です。
スバルの元へ行って汚れ作業に移ります。
まずは、前回の続きで、「トンネルカバーのサビ取り」です。
というかサビ取りは終了して、裏面だけサビ止め塗料を塗って前回は終了してます。
ということで、表面をサビ止め塗料(エポローバル)を筆塗りです。
これで、トンネルカバーのサビ取り終了です。あとは、プラサフして上塗りして完了ですね。
続けて、サイドブレーキ感知スイッチです。
全面がサビていたので、躊躇無くサビ取りです。
こんな小さい部品だと、お手軽でサビ取りも楽しいねー。
そして、サビ止め塗料(エポローバル)を筆塗りです。
「えっ?なんで塗料塗るの?」と、突っ込んだ貴方は、頭がよーく回ってます。
または、「そうだよなー」とニマニマされた方は、私のブログを熟読している証拠ですねー。
サビ止め塗料(エポローバル)は通電する塗料です。そりゃーメッキ皮膜より電気抵抗はあると思いますが、この程度の用途ならなんとかなるのでは?と考えました。
まぁー、エポローバルの肌のままでいってみて、どうなるか考えましょ。(これで通電して使えるかは試してみないとわかりません)
次は、ヒーターファンのモーター部分です。
ともかく汚いままなので、お掃除です。
前オーナーにてある程度掃除されているみたいで、そんなに酷くないのですが、サビの確認と、スス汚れの確認をする意味でも掃除は必須です。
フィンがついたままなので苦戦しましたよ。歯ブラシ+エンジンコンディショナー+パーツクリーナーを駆使してチマチマと掃除です。
綺麗になったでしょ。
私のヒーターファンよりは、ずっと綺麗にクロメートメッキが残っています。
しかし、錆びるところは錆びるもので、車体への固定ブラケットが覆っていた部分。および、前オーナーが、ブラケットを外すのに無理くりドライバーでこじったのか、えげつない引っかき傷などが浮き彫りになりました。
そして、掃除してよかったーと思うもの。
ケーブル根元の皮膜がめくれてます。このままでの運用は駄目ですね。対策必要です。
これって、面倒だよねー。
モーター本体は分解しないでいこうと思ったのだけど、このケーブルを交換となるとブラシのベースプレートまで分解しないといけないなー。
ブラシベースペレートなら、シャフトを抜かなくても外せたような気がするなー。
どっちにしてもイヤだなー。なんか、このヒーターファンにいじめられるのだろうか?
以上で、本日の作業は終了です。
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