昨日と今日のことをブログに書くっす。
8月のお盆ぐらいから、予定外のとんでもないことで、とんでもないことがたくさん続いて凹みまくっている激貧の我が家です。
ともかく、台風21号が悪い。あの台風のせいで、まだまだずーっと激貧生活を耐えしのぐことが決定なのです。
せめて住むところさえ、何の心配もない状況になれば気が楽になるんだけどねー。
で、そんなこんなで....
台風の後片付けとかで中年オッサンが気張ったものだから体を壊したのか、それともストレスから出てきた弊害なのか...
私の左腕、肩から指先まで腕の内側きっかり半分が時々電気風呂に使ったような痺れが発生する事態に。
肩こりは前からだったが、腰痛が初めて発動。腰が左後ろの方がずーっと痛いということに...
台風21号で落下した巨大室外機をもちあげたりしたのがきっかけで筋肉痛になったのだろうと思っていたのだけど1か月たってもまだそのままなので、ストレスを疑い始めた。
そんなことを知人に愚痴ったら、「あの焼肉バイキングがな、災害復興応援でランチ1000円やってるでー、ストレスは腹一杯に肉を食いたくるのが一番や」と教えてもらった。
嫁に報告。すると「贅沢外食はしてはならず、しかしどうしてもというときは一人1000円程度に収める」の激貧我が家の憲法をクリヤーするから行こう。となった。
というか、嫁もストレスが溜まっているのよ。私が嫁の相手しないでボロ屋とガレージの修復にばかりかまけているからね。
で、焼肉バイキングへ
焼肉バイキング左近 末広店というところです。
2018年10月いっぱいまでランチ1000円(税別)です。
このお店は、ずーっと昔に、まだ我が家の景気が斜陽しはじめのころで、値上げ前のランチ1000円の時代は定期的に腹一杯になりにきたのよ。そのころはランチでもスイカやメロンがあったりしたのよね。
それが狂牛病騒ぎになって牛肉が極端にへり、世の中の物価高騰でフルーツや揚げ物の種類が減って、そして値上げして、そこに我が家の不景気が始まって、という感じでもう長いこと来なくなってました。
で、店員とやりとりするのです。
店員:当店のシステムは知ってますか?
私:めっちゃ久しぶりに来ました。数年前と一緒なら知ってます。
店員:只今のお時間はこちらになっております。(と、1000円のメニューを見せられ)
店員:お水、お茶、コーヒーはこの料金に含まれます。ソフトドリンク飲み放題は別料金になりますがどうされますか?
私:ソフトドリンクは不要です。
店員:お時間は1時間になります。お帰りの時にこの伝票をレジにお持ちください。
えっ。となる私。
私:時間制限ついたの?私が来ていたころは時間制限なかったよ?
店員:はい、時間制限がついてます。1時間で退室をお願いします。
私と嫁は「・・・・・」と無言になりました。
想定外です。ここのお店は時間制限なしだとばかり思っていた。まったりと全メニューをちょっとずつ堪能するつもりで計画していた。
それが1時間の時間制限がついた。肉を焼きながら食う。この小さいグリルに乗せれる量はたかが知れている。生を食うわけに行かないから、どう考えても、この小さいグリルで1時間で焼くことができる量がバイキングで食える肉のリミットとなる。
そもそもバイキングでまったりとたらふく肉を食おうと考えていたものが、1時間でがっついて腹に入れろということになった。のんびり食っていたら1000円の出資金回収できぬぞ。と...
これが激貧家庭のバカ夫婦の脳内意見です。
そして、1000円だから肉なんて種類がちょっとだけちゃうのん?
いやいや、たかが1000円とバカにするなかれです。
店員捕まえて、ちょっと肉の写真撮影していい?と確認です。
お客さんがいない今にちゃちゃっと撮影してください。って...スマホでパチャリ。
牛と豚でこの状態。この上に、鳥もあったりするんです。
鍋物、揚げ物、寿司、デザートコーナー、アイスクリームコーナーといったのもあるのですが、そちらはお客さんがワイワイしていたので撮影はご遠慮しました。
で、激貧夫婦は、肉肉肉肉です。あと、野菜野菜野菜です。
揚げ物と鍋物に甘い物は手を出している暇がありませんでした。
肉と野菜だけで1時間終了。それも肉を全種類制覇できず。
網焼きしている肉の写真はありません。だって1時間をがんばって食うために撮影なんて悠長なことできません。
陳列棚から肉を取ったところから1時間で食いたくるモードスタートでした。
肉を焼く時間がかかるので、1時間だと激貧バカ夫婦の腹8分程度です。
くそったれ、やっぱり90分ぐらいないと腹いっぱいにならんぞ。
腹いっぱいにならないバイキングなんてバイキングじゃないだろ。
1時間で1000円の企業努力はえらいと思うのですが、バイキングにお腹満腹高揚感を一番期待していたバカ夫婦は撃沈したのでした。きっと、企業さんは1000円でこれだけ食えるのだからいいでしょ。ということなんでしょうけど、バイキングは腹を満たすものと認識しているバカ夫婦には...となったのでした。
って、結局のところストレスをまた増やしたのです。なんでー、なんかしらんけど1000円で食事して悔しい思いが沸々とたぎったのでした。
予定より早く店を出てしまった。バイキングで夕方までまったりしてから銭湯を計画していたのに、時間つぶししなければなりません。(土日の昼間の銭湯は混んでいる。夕刻の少し空いたタイミングを狙っている)
もし、ここでいったん家に帰宅でもしたら、きっとそのまま家にこもることになります。
私が嫁に提案です。ホームセンターに行きたい。資材が店頭に並び始めているか見に行きたい。
ということで、コーナンPROへ...
いくらかは資材が店頭に戻ってきてます。が、シリコンコーキングはクリアーが数本在庫。メジャーメーカーのお高いものも少しだけ在庫している感じです。
なによりPRO向けなのに建物内の在庫がさびしい限りです。
店員を捕まえて自分の欲しいものが入りそうか尋ねようかと思ったけど、土曜日だから在庫確認できないだろうし、そもそも嫁とうろついているので、無駄に店員からちょっと待ってくださいお調べしますねと長々とたらいまわしにされるのもいやなので、今回は確認見送りです。まあー、当面はモノタロウで買った資材でやりくりできますので...
さてさて、私の目はこいつに釘づけです。
外壁なんかに貼り付けたりする石です。
なんと1枚10円です。
1箱が300枚入りみたい。つまり1箱で3000円。こいつをなにかに使えないものか?と考えるのです。
嫁から、クラウンワゴン(自動車です)の天井が台風でボロボロになっているから、こいつをペタペタ貼ったら怪獣みたいになってええんちゃう?って言われてしまう。
いやいや、それは燃費が悪くなるからダメという私なのですが、私も一瞬、車体に貼ったらどうだろう?と過ったのは事実です。
まだまだ時間があるのです。
こうなったら海に行こうか?となります。
激貧家庭は、海産物がうようよしている海が好きなんです。
といっても、本日は釣り道具は持ってきてません。
数あるマイ釣りポイントから某場所へ向かいました。
はあーっ。見なきゃいいのに、どうしても海中の美味しそうなものを物色へ...
だめだよ。嫁そんなのみつけるなよ。って、堤防のへりにマダコが貼りついてます。
くそー、釣り道具があれば、このタコの目の前に餌を揺すればすぐに抱きついてくるのに。と悔しがるのです。
(タコって貪欲ですぐに餌に抱きつくのよね)
そして、イワシがいい感じで回遊してます。
手のひらぐらいのグレもすいすい舞ってます。
で、そのイワシが見ているそばから集まり始めてます。というか、これってイワシボールの小さいやつ。
ああああっっっ。これは、と嫁と悔しがるのです。
間違いなく捕食者に追われてますよ。水面にピョンピョン飛び出しはしない。ということはスピードがあるやつではない。
小さく寄せ集められて、なにやら端に追いやっているって、このパターンはスズキの狩。
嫁と、イワシの動きを観察。そうしたら、ヌポーッと下から浮き上がってアタックしてくるやつを目視。
ちょっとがっかり。40cm~50cmぐらいのセイゴ(スズキのお子様)です。それがほとほどの連帯で渦を巻いてイワシを集めているのよね。
これは、イワシで呑ませ釣りしたら、まちがいなく食いついてくるパターンです。
くそー、釣り道具がないのを悔やむのです。
さてさて...
銭湯へ向かいます。
入るときは人がたくさんいるので撮影してません。
5時間風呂とサウナを堪能です。なぜに5時間かについては、ガレージの無料時間が5時間だからです。
銭湯から出るときは夜でして、人もまばらなので気兼ねなく撮影。
りんくうの湯がわかるパネルを撮影したら、まさかの手振れで心霊写真モードなのはお許しを
もちろんですが、泉佐野市のシンボル、りんくうシークルの観覧車は綺麗に輝いてます。
この後は、自宅へ戻ってパタンキューとなりました。
さてさて、そして本日です。
朝飯を食っていたら、嫁から提案です。
「魚が喰いたい」
あちゃー、嫁の魚喰いたいモードが発動です。
まあーねー、昨日のセイゴを見たからねー。
間違いなく釣れるシチュエーションだったしねー。悔しいねー。
で、私は仕事の予定があるので、なんとかがんばったら夕方に時間がつくれるだろう。時間できたら釣りに行こうとなりました。
で、現地に14時30分に入れました。
昨日のような海であればいいのですが....
あきません。昨日は昨日です。過去の話です。
イワシが居るにはいますが数少なし。それも外敵がいないのかノウノウとうろついている。
サビキ釣りでイワシを狙っていると思われる人がいるのだけど、どうもイワシの反応が悪いらしい。
魚の気分しだいだからねー。ということで...
まあー魚はそこに居るのがわかっている。イワシが居るのだからイワシを釣るのだ。って、空バリで誘って釣りますよ。
見える魚は釣れるのルールでほどほどにイワシを捕獲しつつ、というか、嫁がむきになってイワシを釣り始めてます。
アジと比べたらイワシとの知恵比べなんて優しいものでサクサクと釣り上げる嫁。
嫁が本気モードになったのを確認してから、「俺はあっちでスズキ狙いしてええか?お前だけでイワシは十分確保できるやろ?」って...
嫁から「ええで~。1週間分イワシ釣ったるから、博打釣りで当ててやー」って...
スズキなー。あの辺りでイワシが必ずターンしよるのよな。とイワシを釣りながら30mぐらい先の潮目くさいところを見つけているのよね。
そこに嫁が釣ったイワシを生きたまま釣り針にさして呑ませぶっこみ釣りです。
で、なんだかんだで、まず1発目が
来たーっ、なんだこりゃー、地を叩くように這うえげつない引き、浮き上がらないやつ。
これってエイの引きだ。しまったー。と思ったらハリスが切れてラッキー。
まちがいなくエイの引きだったので、もしやエイがたくさんいるパターンだろうかと勘繰りつつ、気を取り直して仕掛け投入。
次に竿をひったくってきたやつ。
「タモ網、持ってきてー」と叫ぶ状況になってしまいました。
いつものやつと比較したら、かわいいんだけどね。
40cmぐらいのツバス(ハマチのお子様)です。(写真は野締め後にバケツ内での血抜き完了したもの)
このサイズだとかわいいのう。と気軽に私は扱うのですが、周りのギャラリーの目は熱いです。
嫁も「お子様やな。せめて50ぐらいの釣れよ」と、ギャラリーの前で言い放つし...
ともかく今は魚の活性がいいみたい。次を狙わねば、でもまたツバスが来たらつまらんので底物にしよう。
お子様ツバスより、60cmぐらいあるエソが来てほしい、またはデンスケ(太いアナゴのこと)がええな。エイはダメだぞ。とか思いつつ...
元気なイワシを付けて投入。
で、底物独特の前アタリ来たー。
私がマジに竿を構えて、糸を送り込みます。
嫁が気づきました。「なんやー呑ませよるんかー」って。
「おう。今、送っているところや。呑んで止まりよったからマジ物の気配やで」って返答。
嫁がイワシ釣りをやめて、タモ網を持ってやってきます。
嫁の「何なん?」に対して、
私は「動かんからタコかも知れん?でもなこうやって軽く誘うと、ほらいい感じで糸を持って行って止まるやろ」
嫁から「これはアコウのパターンちゃう?今、イワシを噛みしめとるんやで」
5分ぐらい軽く誘って糸を送り出すを繰り返しました。間違いなくイワシではなく、どっしり系のなにかが咥えている。それも泳ぎ回らないタイプです。
もうかなり飲ませたぞ。そろそろ合わせていこうか。アコウだと危険やから一気に底を切る作戦でいくでー。
「えいっ」って竿いっぱいの合わせで、大パニックの魚さんです。もう一回合わせたろ。と2回合わせいれます。
ええ感じて引きますが重量感なし。そして竿を叩く系の引きです。
エイでないのは確定しました。アコウといったハタ系でもありません。
なにこれ?えらい叩くでー。重くはないけどなんだろー。と思いつつ、もし突然の2段引きとか突進があったら危険なので8の字かかせながら浮かせました。
姿が見えたとき、嫁が「嘘っ。それヒラメちゃう?」
「ちゃうやろ、ここにヒラメおらんやろ。でかいカワハギの横っ腹にかかっとるんちゃうか?」と私はいうたのですが...
水面に出たのは、まごうことないヒラメでした。
しかし、かわいい。こいつも40cmぐらいのお子様でした。
そうかい?今回はこんなのばかりかい。
それでも魚に飢えているバカ夫婦にはお宝的な存在を放ってくれるお魚さんです。
晩飯はこんな状態になりました。
「うん?えらい身が少ないやんか?料理しながらアウッアウッってオットセイのように食べたやろ」って嫁にふざけたことをいう私。
嫁:まだ海はあったかいのかなー、アブラのノリがいまいちやってん?これは一晩寝かしたほうが美味しいかも?と思って、刺身は4分の1だけ切ったよ。それとヒラメの昆布締めってのもやってみたいねん。
ってことで、魚に飢えている嫁は、なにやら数日間の魚料理を楽しみたいらしく、さくでキープとのこと。
えーと、料理の簡単な解説を...
・イワシのフライ、オイルはひまわり油を用いてカリッと香ばしくいい感じに上がってます。
・ヒラメの薄つくり。小型だからが甘味がいまいちなんですが、あっさりとした奥に微妙な甘味がしっとり広がるのはヒラメとマゴチ独特の世界です。
・ツバスの刺身。これは無難に美味しいかった。もちっとした弾力がいいやねー。
・イワシのお造り。もちろん指で割いてますよ。まあー、普通にうまいのだけど、ヒラメちゃんがいるので霞んでます。
・ヒラメのアラのスープ。色が黄色なのわかってもらえます?きめの細かい油がいい感じに出ているのです。はっきりいって味は薄いというより、喉にとおってから鼻にくる香が、なんとも繊細で、やっぱりヒラメはこうだよねー。と大満足。
って感じで、かわいいサイズといいながらも、大満足の食卓になりました。
で、明日は、ツバスのアラのスープ。ヒラメの薄つくり。イワシのフライとなるんだそうです。
イワシのフライは大量に作れるとのことで、明日にどこかに料理済みを配ってこいとの指令がでています。
以上、この土日のバカ夫婦の息抜きプチレジャーでした。
私も嫁も、名人とまではいきませんが、相応になにやら釣り上げるバカ夫婦として、釣り場ではある程度認知されているみたいです。
「アジ釣り姉ちゃんきよったでー」って年寄からアイドルにされている嫁です。
魚釣りも釣れるようになるまでが遠い道のりです。
しかしあることをきっかけに考え方を変えれば突然、相応に魚が釣れるようになり楽しいんですよ。
嫁も私と付き合うまでは、魚釣りなんて「おしん」だよ。なんでじっと座り込んで魚がかかるのを持つんだよ。という口だったのですが....
まあー、私の針しかついていない仕掛けで、沖ではなく防波堤の壁に落として釣るスタイルを知って、なんて地味な釣りなんだと愕然としたみたいですが...
それで魚がホイホイ釣れるものだから、おどろきもものきだったみたいで....
魚の気持ちになって、魚と知恵比べするんやで、あいつらは絶対に水中で止まっている餌は食わへん。浮きづりで針にかかるやつは自殺志願者が数少ない貪欲なやつのどちらかやで。って教えてから、魚との知恵比べにはまりよって、今となったら、えらそうに防波堤でしきるオッサンより釣るような腕になりました。
魚も人間と一緒。
目の前を美味しいそうなものが横切ったら興味をもつというもの。そう回転ずしのレールのようなことをしたったらいい。
だから魚が居座っている隠れ家の目の前を餌が落ちるように流すんやで、絶対に魚のいそうな前で餌を止めたらアカンで、通り過ぎて1mぐらい過ぎたところから勝負がはじまるねんで、おもわず振り返って追いかけてくるやつを食わすんやで。
ってそんな感じで魚釣りをしております。
まずは魚の口を使わせること、次に針にかかった魚を浮かすこと、そして最後の難関はタモ入れを一撃で決めること。
それを大抵の人は、針にかかった魚を浮かすことばかり考えているのよね。
そうじゃないって、まずは食わすところからだよ。だから魚の気持ちにならないとダメなんだよ。
まず海に着いたら、お魚さんを見つけて「今日は気分いいですか?やるきありますか?」って問いかけるところから始めないとね。
というのが、我が家の教訓となっております。
魚釣りも奥深し、自分の腕より、魚のご機嫌伺いが最優先、やるきにさせて口を使わせないといけないのよね。
そうやって魚との知恵比べは面白いんだけど...
そのあとの数日間の同じ魚料理地獄だけが苦痛という...
まあー、ある意味贅沢な話ですなー。
で、本当は世間様みたいに、豪勢な釣り餌を買って、大きい魚がうようよしているところへ遠征して、人間の子供ぐらいあるやつを釣りたいんだけどね。
嫁は1mぐらいのアジ、鬼カマスを釣りたいと、私は1mぐらいのスズキを釣りたいと、そういう目標は持っているのですが、そのサイズが泳いでいる海は高速道路の料金が....(和歌山の南地区にはそんなのがうようよしている)
って、ことでお子様サイズで堪能している次第です。