葉織る。

言葉の中にそれを紡ぎ織った人が見えても、それは虚像かもしれない。

柱と軸。

2016-12-19 12:53:15 | 養生
 体の動きの軸というと、やはり脊柱を中心とした軸がイメージしやすい。
 しかしそういった(一本の)中心軸よりも、左右二軸の意識で動く方が良いという人もいる。

 その気持ちは分からなくはない。
 例えば中心軸の意識で歩いたとして、その軸をいちいち軸足の股関節に移し替えていたら、腰を上手く切り返せず、慣性モーメントばかりが大きい非効率的な動きになるだろう。
 ならば左右の股関節に軸が一本ずつの二軸の意識で動く方が、腰も切り返し易いかもしれない。

 しかし私はやはり軸は中心に一本だと思う。
 そこで、左右二軸の意識も活かせるアイデアをひとつ。

 左右にあるのは軸ではなく、三次元の円柱だとイメージする。
 この柱は肩か股関節を通り、太さに可変性があり、常に接している。
 で、この左右柱同士の接点が集まった一次元の接線が中心軸となる。

 言葉で説明すると面倒だが、一度体感してしまえば動きの質が変わると思うのだが、どうだろう?
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« まさに水商売? | トップ | ギュッ・ググッというより、... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

養生」カテゴリの最新記事