葉織る。

言葉の中にそれを紡ぎ織った人が見えても、それは虚像かもしれない。

お宝の使用法?

2019-09-08 12:24:58 | 家族
 我が家は起床時間はバラバラだが、朝食は概ね四人全員が揃う。

 今朝は7時半頃から食べていたのだが、その時テレビに映っていた「がっちりマンデー」という番組で、「宝石キャッチャー」というゲームの特集をやっていた。
 なんでもリサイクル品で千円未満の宝石を景品にしたクレーンゲームに、とても人気があるそうだ。

 その特集を見ながら、リアリストのカミさんは「今は宝石が売れなくなってきてるからねえ」と辛口のコメントをしていた。

 私は私で、そもそも宝石の価値って何だろう?と考えていた。
 少なくとも21世紀の現代では、「キラキラ光る美しいもの」なんて、宝石でなくても色々あるではないか?
 …というのは正に宝石の価値を「分かってない」からだが、実際、宝石の価値が分かる人なんてごく少数だろう。

 でもスピリチュアル関係でなら、アクセサリーというより実用品として使う感覚だろうか。
 で、ふと思いついて言葉が出た。

 私「あと、宝石の使い道といえば、魔物と戦う装備とか」
 チーコさん「それはちょっと(さすがに引く)」
 私「(例えば職場の同僚が)週末に戦いにいくから、石化防止の宝石を買っとかないと週明けに出勤できなくなる、とか言ったら?」
 チーコさん「どう返したらいいのか分からん」
 私「『この薬でもいけますよ』とか言っといたらええやん」
 この時チーコさんは、私ではなくテレビの方を向いていたのだが、その背中には当然?困惑の薄笑いが貼りついていたのだった。

 んー。
 チーコさんも、ファンタジーに対して、少なくとも表向きはこういう反応をするようになったか。

 でも人間って、思った以上にリアルとファンタジーの間を揺蕩うものだからねえ。
 私も心の底の方には結構オカルトな部分があるし。

 ちなみに理系の純度が高いアユ君はそんな会話を聞きながら、あくまでも自身は食事に専念しつつ「アホな親子やなあ」というオーラを滲ませていたのだった。
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