新法王フランシスコ
ヨーロッパ以外からは約1300年ぶり、中南米出身者としては初のローマ法王。
フランシスコ1世。アルゼンチン出身。ホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿(76)。
はて、先日のベネディクト16世のときも世界初のだった気がする(初めてのドイツ人法王です)。バチカンは初物が好きなのだろうか。
たわごとはさておき、この小さな国バチカンが、だが巨大な組織が変化に耐えられる選択を常に迫られているという事なのだろう。
ラテン勢力の地力が低下した今、経済力を誇るゲルマンの力を入れた。8年間トラブルも多かったがバチカンの存在を示すことはできた。
次に選んだのが南米。こんどの法王は若いから長く務めるだろう。
そこで無責任に予言してみる。次は初めての中華系法王だ。
平凡な日本人に法王の名を聞いてみて、何人ぐらい出てくるだろう。
世代がばれるが、若い頃の私が知ってるのはヨハネ・パウロ2世くらいだった。
あの東西冷戦を和らげ、いじめられっ子ポーランドの名を世界に輝かした。
あまりにも偉大な功績、感覚的にはほとんど歴史上の人物だが、つい2代前。
こんな人と比べられて、ベネディクト16世はさぞやりにくかっただろう。
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