どうしても愚痴を聞かなくてはいけないときには・・・

2013-04-06 18:51:18 | ZARD
http://news.livedoor.com/article/detail/7569344/

上司の嫌なクセは敢えて見ないふり! “スルースキル”を磨いてストレス軽減 独女通信 2013年04月06日10時30分

花咲く春は出会いの季節。素敵な出会いがある一方で、人事異動など人間関係の変化も多い。一緒に仕事をするようになった人の些細なクセがストレスにつながることも少なくない。
奈々さん(25歳・公務員)は独り言が多い同僚にうんざりしている。「同僚はモニターを見ながら『ここじゃない』とか『どうしてこうなるんだろう』とか一日中ブツブツ言っています。注意をしたことがあるんですけど『独り言だから気にしないで』って言われました(苦笑)。見て見ぬふりで過ごしています」

注意しても無駄、注意するともめるかもしれないときは、敢えて“見て見ぬふり”でやり過ごすことも多い。それが“スルースキル”だという。“スルースキル”はSNSやTwitterなどで生まれた言葉。「その場を荒らしそうな書き込みやつぶやきを、敢えて無視することで“もめ事”を食い止めるスキル」と聞けば、「なるほど」と納得する人も多いだろう。

“スルースキル”をアップさせるにはどうすればいいのか? 残念ながらマニュアルは無いが、独女たちの体験談には参考になるものが多い。

「新しい上司(50代後半)は爪を噛むクセがあるんです。嫌で仕方ないんですけど、私が注意するわけにもいきません」と話してくれたのは真利江さん(27歳・メーカー)。上司のクセをスルーするために実践しているのは、目を閉じて「クセは言っても治らない」と何度か頭の中で唱えること。「『クセは言っても治らない』は呪文のようなものです。 それだけでも気持ちは楽になります」

「ネガティブな同僚の愚痴にうんざりしています」と言う里穂さん(27歳・建設会社)の対処方法も興味深い。「昼休みに彼女に捕まるとやっかいです。どうしても愚痴を聞かなくてはいけないときには、頭の中ではZARDの『負けないで』のサビをリピートさせます」と話してくれた。頭の中で流す歌は愚痴をみごとに遮断してくれるのだ。

他人の言葉にこだわり過ぎないのも“スルースキル”の一つ。興味深いのはユキさん(34歳・Webデザイナー)の体験談。

「20代の頃は『今回のデザインはいいね』と言われれば、今までのは良くなかったのかな?、『これくらいでいいんじゃない?』と言われれば、仕上がりを期待されていないのでは? と考えていました」

悩み過ぎなくなったのは、元カレに「ユキは深読みしすぎる!」と指摘されたこと。ユキさんが悩みを口にする度に元カレは「考え過ぎ!」「それ以上考えない!」と言ってくれたそう。

「いろいろあって別れてしまいましたが、今でも他人の言葉を深読みしそうになったときには『考え過ぎ!』『それ以上考えない!』など自分で自分に言い聞かせています。意外と効果がありますよ」とユキさんは話してくれた。

嫌だと思うことから気持ちをそらすだけで一日の過ごし方はだいぶ変わる。必要以上にこだわりすぎないようにすれば、日々のストレスが減る。例えば、職場や家族でもめ事が増えていると感じたら、その場のやり取りを思い出してみるのも一案だ。どの言葉に相手や自分がこだわっているのか、それが分かると“スルー”すべきことも見えてくるだろう。(オフィスエムツー/神田はるひ)