「陽気なギャング」「アヒルと鴨」「死神」に続き、またもや伊坂作品が映画化。
・・という話題は前にもしたと思うけど。
・・・したっけ?
ま、いいや。
とにかく「フィッシュストーリー」「重力ピエロ」「ラッシュライフ」と、立て続けに公開が迫ってるわけですよ。
これで6本目。
すごいなぁ、この映画化率。
楽しみが2倍。
ファンとしては嬉しいです。
だけれど、イメージと違うことは少なからずあることで・・。
公開を控えている「ラッシュライフ」は、黒沢役が堺正人さんだそうで。
うーん、わたしの勝手なイメージでは、なんか違うんだよなぁ。
もうちょっと、こう・・男くさいイメージ。
それこそ金城武さんみたいなね。
まぁそんなイメージが、本を読む時にすでに育ってるわけなんです。
だから、どうしても映画は原作に勝てない、とか思ってしまう。
というか、映画が原作超えちゃダメだけどね。
だから、追いついては欲しいと、レベルの高い期待を抱いてしまうわけです。
でも、「陽気なギャング」は結構好き。
これだけは、映画→本と逆に楽しんだ作品。
もしかすると、伊坂作品は原作読まずに映画を楽しんだ方がいいのかも?
といっても、読破しちゃってるからもう遅いけど。
だけど・・・。
読んでるんだけど・・・・・。
思い出せなかった「フィッシュストーリー」。
だから、もう一度読み直したんです。
映画化が決まって、読み直しておこうと。
なのに・・・。
また忘れた・・・・・
どんだけ記憶力ないんだよ、わたし。
映画の予告見て、???が飛び回った頭の中。
パンクバンド? そんな話あったっけ?
あらすじを読み、記憶をフル回転で巻き戻した結果、思い出したのは結末。
ラスト、“つながる”ところ。
だけど、その過程が思い出せない・・。
あらー。どうしましょ。
ちょっとずつ設定が違うような気もするんだけど。
なんか全体的に曖昧なストーリーしか思い出せない。
それに対して「重力ピエロ」。
もうね。バッチリ覚えてるんですよ、これが。
読み直してもないんです。
これだけ。この作品だけ。
だけど、しっかり覚えている。
それだけ印象的だったのかなぁ、わたしの中で。
暗い話なのに、その暗さを感じさせない物語。
伊坂作品特有の衝撃のトリックがあるわけでもない。
確かに好きな作品ではあります。
好き・・という表現もなんだか変な感じ・・・かな。
まぁ、この差がなんなのかはよくわかならないけど、映画楽しみです。
そして。
わたしの勝手な希望としては、「ゴールデンスランバー」をドラマ化して欲しいな・・なんて。
映画でもいいんだけど、あのドキドキ感は、壮大なスケールで一気に見るより、
時間をかけてゆっくりもどかしさを貯めつつ見たいという、わたしの偏見です。
でも、本がやっぱり一番好き