ああっ!結局『長い散歩』は見れず・・。
どうしようかなぁ。今週の土日しかないなぁ。
でも土曜は他用が入りそうだし、日曜はせめて休みたいしなぁ。
諦めるしかないのか・・・ぐすん。
と嘆いてても仕方がないので、見てきた映画の感想を。
まずは
『マリー・アントワネット』。
水曜だからと意気込んで行ったけど、結局レイトショーだったのよね、これが。
まぁそれはいいんだけど、これ、ひとことで言うならフランス版『大奥』。
これこそ豪華絢爛。
鮮やかで華やかで艶やかで、音楽も明るく楽しい雰囲気なんだけど、でもなぜか楽しめない。
どこか悲しくて寂しくて影のようなものが背後に隠れているような感じだった。
今までのマリー・アントワネットとは違ったイメージになってて。
世継ぎって、どこの国でもいつの時代でも同じなんだなとつくづく思った。
まぁ、真実はどうだったのかよくわからないけど、
王政も民衆もそれぞれ正しいと思っていることをしたんじゃないのかな?
で、それから
『海でのはなし。』
もう文句なしでしょ。だってスピッツ×西島秀俊だもん。
今回改めて見て、博士のところどころに西島さん自身が出ているような気がした。
言い方とか仕草とか、素の感じが出ているような。
元々自然な演技なんだけど、うーん何て言うか・・
“あー、西島さんってこういう仕草する”ってところがいくつかあった。
そしてスピッツの歌。幸せです・・。
特に「水色の街」とか「ホタル」とかが最高に合ってて。
ドライブのシーンでの「青い車」はぴったり過ぎだけど(笑)
そして「ロビンソン」は本当にいい歌だと痛感。
でもこれってきっと好きとかそうゆうのじゃないんだろうね。
いや好きなんだけど、そうゆう好きじゃないって言うか。
家族とか恋人とかとも違う種類の好きって言うか。
お互いに大切な人だからこそ偽りとか安っぽさで埋めたくない。
あぁ、わたしもそんな人がいたらな、と思ったり。
恋人とかよりも、そうゆう人が近くにいて欲しいな。
だからそんなふたりにちょっと嫉妬(笑)
作用反作用か・・。
今回映画館での『海でのはなし。』も良かったけど、最後の西島さんのセリフ。
イヤホン越しに耳元で聞くとぐっときます。
そして見終わった後、なんだか海を見たくなったので、行ってきちゃいました。
ちなみに・・
『海でのはなし。』でのおすぎさんコメント。
「作り手がどんなに俳優を好きなのか・・・」と読んでたら、
男優だった!
さすがおすぎさん(笑)