中丸美繪ブログ

「モーストリー・クラシック」で「鍵盤の血脈 井口基成」連載中。六年目。小澤征爾伝も脱稿間近。

水戸で林真理子さん、岩井志麻子さん、文春の浅利茉莉子さんと

2017年02月21日 18時15分50秒 | 日記
わたしは茨城県下館市出身。
このたび、妹の中丸三千繪が大会委員長となる「エンジン01文化戦略会議」が、水戸で開催されることになり、招かれました。
林真理子さんが、この会議の幹事長!

200人くらいの、ーいわゆる文化人というのでしょうか、ーが、この会に所属していて、年に一度、全国の地方自治体の力をかりて、座談やシンポジウムをおこなうというものです。

先週金曜日から、初日は、県民文化センターでシンポジウム、コンサートなどが開かれました。
水戸藩の成り立ち・・・・では、井沢元彦さん、現・徳川15代当主、池辺晋一郎さんらのシンポジウム。コンサートでは、三千繪や仲道郁代さん、熊本マリさんらがつぎつぎと登場しました。
もりあがりましたね!

また、その後のオープニングパーティーでいただいた、常陸牛のお寿司の美味しかったこと!
一皿に2巻ずつのっていましたが、ついついおかわりしてしまいました。

あとできくところによると、ロースのさらに真ん中の部分で、一巻2000円もするのだとか。
通常はどこで、食べられるのでしょうかあああああ!

翌日は、茨城大学に場所をうつして、10いくつの教室で、同時に講座が開かれるというもの。一時限から四時限まで。

わたしは、林さん、岩井さん、浅利さんと。浅利さんは、芥川賞作家を育てた新進の編集者。出版界人々の組み合わせで、当日30分前にあつまって打ち合わせをするとのことでした。
「文学のあることないこと」という、なんとも、ぼんやりしたテーマ!

前日のパーティーで林さんにあったとき、なにを話せばいいのでしょうか・・・・?とお聞きすると、「そうなの、いったいだれが決めたの?!」と焦っているご様子。
「中丸さん、司会してください!」といいわたされ、幹事長の仰せに、うなづくわたし。

宿泊先のホテルでは、みなの共通点がなにかをさぐるネット三昧でした。

しかし、翌日になると、幹事長さまは、「わたしが司会やります」とのこと。当然、そうですよねえ。

でも、林さん、それだけで打ち合わせがないんですよおおお。

まあ、みな心臓に毛がはえているからか、わりにスムーズにもりあがりました。
岩井さんは、ソープとか、暴力とか、最近興味をもってらっしゃる。また林さんは、純文学の作品がよくわからない。。。というような話で、なぜか、わたしが、それらを弁護するような形になっているな、と思いながら、マイクをにぎってしまって。。。。
わたしって、窮極のバランス人間。和をもって尊しとする、という人間なんだな、とおもいつつ、「本がなぜうれないのか」とか、いう林幹事長の最近の課題をさまよいながら・・・・。

人物伝で面白いのは、男女関係・・と林さん。
ノンフィクションだと、クレームがくるというような話が、わたしに振られたとき、

わたしが書いた杉村春子伝について・・・
そのことで、話したことは人工流産の話になりました。

それは、女優という世間的な地位がそういう時代であったこと。それによって、杉村さんが女優として立つ決意ができたことなどは、うううう、結局、触れることができなかったのが、残念でしたあああ。

また、斎藤秀雄についても、お弟子さんが、先生に子供がいなかったから、僕たちを可愛がってくれた。。。という話がぬけてしまいました。
斎藤秀雄には、らい病との噂があり、やはり奥さんが人工流産をしてしまっていたのでした。

成功のうらには、かならず悲しい歴史があるものです。





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