産経新聞発行の月刊誌「モーストリー・クラシック」で連載してきた、「小澤征爾異聞」が最終回となりました。
当初の予定を大幅にこえて、長い連載となりました。
わりあい読者の反応がよかったときいています。
編集部では毎月、アンケートをとってるようなのですが、一番面白い記事に選ばれてきたときいています。
もっとも、一番つまらないのに選ばれた回もあるようです。
それはそれで、書き手としては納得し、そういう過激な!?反応も喜ばしくおもっています。
おそらくあの回だと、いうことが想像できますので。
小澤さんの、これまで語られていなかった暗闇を書いた回が、そうだろう、と想像できるからです。
小澤さんは天皇、ぼくはいつまでたっても、首相どまり・・・といったのは、指揮者井上道義さんでした。
それほど小澤さんは神聖化されてまいりました。
わたしが朝比奈伝を書いたとき、ここまで書くのか、と、やはり、そのように感じた読者はいたはずです。
でも、わたしが朝比奈さんを大好きで、それなのに、さまざまなことを書いたということを、結局は朝比奈ファンも認めてくれたものです。
人間ですからね。人間くささがあるはずなのです。
そういうところが、ほんとうに愛おしい・・・とわたしは感じるのです。
それで、もっともっとその人物が好きになっていくのです。
人間はミステリー・・・それがわたしの執筆動機です。
小澤さんを探る旅は、来年までつづきました。
詳細は、来年発行予定の中央公論新社の単行本にご期待ください。
なお、来月からは、ピアニスト井口基成、妻秋子、妹愛子の評伝となります。
当初の予定を大幅にこえて、長い連載となりました。
わりあい読者の反応がよかったときいています。
編集部では毎月、アンケートをとってるようなのですが、一番面白い記事に選ばれてきたときいています。
もっとも、一番つまらないのに選ばれた回もあるようです。
それはそれで、書き手としては納得し、そういう過激な!?反応も喜ばしくおもっています。
おそらくあの回だと、いうことが想像できますので。
小澤さんの、これまで語られていなかった暗闇を書いた回が、そうだろう、と想像できるからです。
小澤さんは天皇、ぼくはいつまでたっても、首相どまり・・・といったのは、指揮者井上道義さんでした。
それほど小澤さんは神聖化されてまいりました。
わたしが朝比奈伝を書いたとき、ここまで書くのか、と、やはり、そのように感じた読者はいたはずです。
でも、わたしが朝比奈さんを大好きで、それなのに、さまざまなことを書いたということを、結局は朝比奈ファンも認めてくれたものです。
人間ですからね。人間くささがあるはずなのです。
そういうところが、ほんとうに愛おしい・・・とわたしは感じるのです。
それで、もっともっとその人物が好きになっていくのです。
人間はミステリー・・・それがわたしの執筆動機です。
小澤さんを探る旅は、来年までつづきました。
詳細は、来年発行予定の中央公論新社の単行本にご期待ください。
なお、来月からは、ピアニスト井口基成、妻秋子、妹愛子の評伝となります。