会場に着くと既に人がいっぱいで、なかなか前に進めません。
(この日の来場者は38万人だったそうです)
右岸は水害の被害は問題なさそうです。
今回で長岡花火2回目の従姉妹と私共通のBest3プログラムは
「フェニックス」 「天地人」 「ヨネックス」。
「天地人」というのは、2009年NHK大河ドラマ「天地人」の舞台
だったから、ということで2008年から始まったプログラム。
使用BGMは2種類ありますが、個人的には実際のドラマの主題歌が
ストレートに天地人をイメージ出来て好きです。
単純な人間なもので・・・
やっぱり音楽から来る連想、って強いですね。
更に打上げ時のどんという音や、破裂する時のぱちぱち音が
色や形の視覚的なものと相まって、合戦のイメージに重なります。
私達が「ヨネックス」と呼んでるのは、ヨネックスがスポンサーとなっている
超大型ミラクルスターマイン「世界への躍動」というプログラムです。
前日は別の企業が「スプラッシュファイヤー 炎の舞」というタイトルの
プログラムを提供してますが、こちらも迫力ありそう。
色,形,構成と、40弱あるプログラムの中でも特に強く印象に残ります。
上手く表現できないので公式ガイドブックから引用すると
超大型ミラクルスターマインとは
「数ヶ所から同時に打ち上げられる立体感あふれるスターマイン」
「縦の高さ、横の広さ、斜めの打ち上げ 新感覚でミラクルな世界へ」
・・・判りますか?
どれも写真があればリアルにお伝えできるんですが
公・非公含めてネットには動画・静止画がいくらでもある上
写真ありきでは楽しめない、とあえて写真は撮りませんでした
年々チケットが取りづらくなってますが、これからも機会があれば
是非行きたい花火大会です。おすすめです
まめ知識 :
日本三大花火は、秋田・大曲、茨城・土浦と長岡(または三重・伊勢神宮)
越後三大花火といえば、「川の長岡」「山の片貝」「海の柏崎」だそうです。
昨日は「フェニックス」に特化した記事だったので、今日は全体を。
その日は余裕をもって午前中に長岡へ着きました。
もう町はイベント特有の非日常な空気まんまん。
公園にテントをはっている人たちは、前日から
泊まっていたんでしょうか?
駐車場に着く前に信濃川の左岸が見えましたが
まだ水が引いていませんでした。
これでは観覧席のレイアウト変更も無理ありません。
駐車した後、長岡駅近くの山本五十六記念館とその生家、
河井継之助記念館、と長岡観光をし、名物・へぎそばを食べに小嶋屋へ
つなぎに「ふのり」という海藻を使って、少しとろっとしたつるつるのおそばを
「へぎ」というざるのような器に盛る。これが「へぎそば」です。
へぎそばで有名なお店は色々ありますが、小嶋屋さんは普通の量。
もう少し欲しいなぁ、でもこのくらいかなぁ・・・ 程度の丁度いいかんじです。
駅ビルでのんびりしていた間、外は大雨でしたが、
私達が出てきた時には止んでました、ラッキ
お弁当を買い込み、会場へ。
しまった
グルメ記事になってしまって、まだ花火が上がらない。
・・・続きます。
8/3は夕方降った雨のおかげで空気が澄み、煙をどかす程度の風がある
最高の条件でした。
やっぱり長岡花火大会といえば「天地人」と「フェニックス」が
有名なプログラムですが、特にフェニックス
2005年から始まった、平原綾香の「Jupiter」をBGMにした
3分程の復興祈願花火のプログラムです。
「超ワールド・ワイド・ビッグスクリーン方式」というだけあって
河川敷の6ヶ所(2.5km超)から同時に打ち上げられ
視野のほとんどが花火という状態になります。
クライマックスに鳥の形をしたオレンジの花火が上がりますが
これが復興の象徴「フェニックス(不死鳥)」です。
今年は特に『復興』という言葉に意味があった年だったので
視界一面の白い花火の中に不死鳥の形が見えた瞬間
さすがに涙ぐみました。
本当に、見られて良かった・・・。
開催されて良かった・・・。
自分が見られたことを喜ぶだけではなく、2011年にこのプログラムが
無事に打ち上げられたことを素直に喜びたいです。