さてさて、だんだん醍醐味も尽きてきたか、失速感満載ではありますが(笑)いえいえ、まだまだ大事な醍醐味がありました~ !^^)
また些か個人的なアプローチになってしまいますが、私はこれまで仕事に対して、本当の意味での充足感を味わえませんでした。
お金を稼ぐ、という誰もが持つ基本的概念は勿論ありますが、それ以上の“本当の充足感”です。
(ここでいう仕事とは、最低生活が出来るだけの収入を得られる事が前提)
ただ単にお金の為、雇われて嫌々仕事をしていた頃は論外として、独立後はそれなりの情熱を持って働いてはいたものの、たとえお金は稼げてもどこか満たされない思いが常にありました。
では、多くの人がそうであるように、例えば休みの日にちょっとした趣味で楽しんでみても、本当の意味で充足感は得られなかった。一体何が足りないのか。
“仕事が楽しみならば、人生は極楽だ”
誰の言葉だったでしょうか(笑)まさにその通りだと思います。一日8時間ひょっとしたらそれ以上に費やされる労働、単純にそれが楽しみか苦痛かとなれば人生は雲泥の差でしょうね。
私は苦痛とまではいかないが、お世辞にも楽しみとはいえなかった。どちらかといえば、やはり日々、お金を稼ぐ為に消えていく人生。
話は急旋回し(笑)私も子供の頃にはもっとファンタジーな夢があった、第3話で書いた私は自作自演のワンマンショーなお調子者です(笑)
今でも諦めた訳ではありませんが、どうしても“仕事”にまではたどり着けないので、一旦それを受け入れました。はい、ここで格言(多分私のオリジナル)↓
“諦める事と、受け入れる事は違う”
些か強がりも入ってますが(笑)
夢を追いかけることは素敵です、だから私も永遠に追いかけていくつもりですが、だからといって、現実と向き合わないのはちょっとカッコ悪い。
どこかの浪花節のように、♪芸の~ためなら~女房を泣かす~それが~どうした~文句があるか~♪なんて開き直って(実際はそういう趣旨の歌ではないとおもいますがスイマセン汗)、夢があるから一般の仕事はしない(出来ない)、といった、夢を一つのエクスキューズにしてる例が意外と少なくないのです。そうやって開店休業中の、実質はパチンコの日々といった自称芸人や自称ロックンローラーをよく知ってます。
それは単なる怠け者ですね、そういう奴に限って疲れたサラリーマンを見て「あんな風にはなりたくない」なんてエラソーにほざきますが、心配しなくても君はそれ以下だから!
はいー、また私お得意の熱くなってからの脱線きたー(笑)
要は何が言いたかったんだっけ?(^-^;はい、諦める事と、受け入れる事は違う、でしたね!そういう事です。確かに子供の頃から本当にしたかった仕事が出来れば、ひょっとしたらこれ以上ない“仕事が楽しみならば、人生は極楽だ”、となるんでしょうが、、しかし、私はこうも思うのです。
“夢は、ほんの少し形を変えるかもしれないが、必ず叶う”と。
ポイントはこの“ほんの少し”です。これが“受け入れる”ということではないかと。
すいません、やはり脱線したままでした(笑)今度こそ話を戻します(^-^;型にはなまらに自由なブログってことでお許しを(笑)
ところが、最近、思わぬ充実感を味わっています、しかも仕事として。
そう、ここで不動産です!(回り道しすぎだろ^-^;)
第4話でも書いたように、私は不動産賃貸業を他の商品提供サービスと同じだと考えています。
どんな業種もそうですが、ヒット商品を出す為には、まず単純に他との差別化が何よりです。
その差別化を大きくザクっと分類すると二つかと。
①他にない内容やサービス
②他にない費用対効果
私は出来るだけこの両方を目指します。
まず②に関しては、いわずもがな可能な限りお値引きします。出来るだけ交渉される前に自主的に。これについては、第1話で書いた幼少時代の経験が生かされ、賃借人の気持ちが痛いほど分かるからだと自負しています。決して欲はかかない。
それよりもっと大事なのは①に関して。こちらも出来る限り、ギリギリの所までテナントさんに尽くします。設備は勿論、可能な限りリクエストを受け付け対応します。
中でも私のオリジナルサービスは、テナント様専用の多目的スペースの提供です。
元々は最上階にある、私の部屋(オフィス)のつもりだったそのスペース。私の夢の一つとして自分のビルの最上階に住むという、これは醍醐味というよりちょっとした優越だったのですが、そんな感覚は、テナント様へのサービスで得られる充実感に比べたら、比にならないほど薄っぺらだったと気がつきました(笑)
現在は惜しみなく開放し、テナント様(又はその関係者)であれば無償で提供、音響照明もあるのでパーティやイベント等でご利用頂き、時には私自身がスタッフワークやオペレーション等を担当し動きます。これが思いのほか楽しかった!!実はこれ、決して狙って得たものではなく、良い意味での想定外だったのです。
なぜそこまでの充実感を味わう事が出来たのか、分析するとこうです↓
まず人に喜んで頂けること。
次に、私にしか出来ない(他にはない)オリジナルなこと。テナント様に、「こんな大家さん初めて!」とか「こんな大家さん他には絶対いない!」等と言われると、鳥肌が立つ程嬉しく、これ以上の充実感はありません。
そして、極めつけはそれが“仕事”であることです。そうなのです、テナントさんに喜んで頂ける事は、イコール賃貸業の繁栄に繋がります、つまりそれは“仕事”だと私は思いました。私が長きに渡り求めていた、心から充実感を感じられる“仕事”。
七光りの二代目さんは別として、一代で始める自営業とは、教えてくれる親(社長)もいなければ、上司や先輩もいない、稼ぐ方法はもちろん、そこから充実感をくみ取るのも、全て自分で捜し、生み出さねばならない。
かつて私は、稼ぐ事には成功しても、それ以上の真の充実感までは意外に難しく、もはや計画的に手に入る領域ではなかった。そんな長きに渡り私の中でモヤモヤしていた課題が、狙った訳ではなく想定外に得られるとは。(充実感を得られる)仕事って、ご縁なんだなぁ、と最近はつくづく思います。
もちろん人生は自分で切り開くものですから、日々より理想を目指して努力はします、しかしその後は“ご縁”なんだなぁ、と。
子供の頃から描いていた夢ももちろん忘れませんが、人生長く生きていると、こうして導かれる夢もあるんだなぁ。(みつをさん風に^-^;)
ここからはオマケの醍醐味ですが、これも些か個人的過ぎるかなぁ(^-^;
このサービスには多少経費がかかる事もありますが、それは消費ではありません。投資です。しかも確実に喜んでもらえて、リターンに繋がる投資です。(消費と投資の違いについてはもしよかったら第5話も参照下さい)
実はプライベートは何気に貧乏性な私でも、消費ではなく、投資には惜しみなく突っ込めます。(あくまで私の推奨する不動産投資には、という意味です)
消費は娯楽を得られますが、それに見合った対価を失う為、娯楽と痛みを同時に味わねばならない。
つまり真の充実感というのは、お金で買うものではない、ということです(極論ですが)。
しかし投資(あくまでも私の推奨する投資方法)は、娯楽(充実感)を得られ、消費の痛みを伴わない、実はこれがオマケ醍醐味なんです。
逆に言えば、おかげで私は人生で初めて“痛みを覚えず”お金をつかえるようになりました。
私の母は、最期の最後まで小金を貯めて、結局使わず(使えず)貧乏なまま死んじゃったっけ。気持ちは痛いほど分かる、お金を使う事は痛かったんだよね。もし今生きていたら、ちゃんと色々教えてあげられるのにな。。
また出た、脱線&浪花節(笑)こんなんじゃ健美家には掲載されないな(^-^;
最後まで滅裂御免!