京都から、戻ってボンヤリ過ごしております。
今回の京都旅行はずいぶんといろいろまわりました。
ここしばらくは”食”にばかり気持ちが行っていましたが、久しぶりに散策を楽しむことになりました。
その道しるべとして、様々なアドバイスはご提案を下さった京都で定年後生活様に
この場をお借りしてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
早朝の新幹線に乗り京都へ。
乗り合わせた乗客の多くが京都を目指している様子なのは、
持っているガイドブックや漏れ聞こえる会話から伺えます。
前席にはミドルエイジの男性が一人。
やはりガイドブックを熟読なさっています。秋の京都を男性がお一人で・・・。
手荷物の様子を見れば日帰りなのでしょうか。
どちらに行かれるのか、大変興味がそそられます。
8時過ぎに京都につき、駅直結のホテルに荷物を預けて向かったのは
今回の目的のメインである鈴虫寺です。
今年の1月にあるお願いをしており、無事叶いましたので御礼参りです。
私事ではなかったので、件の人物の分もお守りをいただいており、
今回はそれも預かってきています。
地下鉄で四条に向かい乗り換え。
桂でまた乗り換えて松尾で下車します。
下車すると目の前には松尾大社です。
こちらは御酒の神様がいらっしゃるそうです。
帰りにお参りしなくっちゃ!です。
ガイドブックや京都の大きな地図、正直わかりにくいですよね、鈴虫寺。
(決して”方向音痴”や”地図の読めない女”などではない・・・はず)
さて、とりあえず幹線道路?に沿って歩いていきますかな、と思っていたら
60オバーくらいのおじ様が
『鈴虫寺に行くの?』と声をかけてきた。
応じると『こっちの道から行くといいよ』とアドバイスしてくださった。
御礼を申し上げ、示してくれたほうに進みつつ、振り返って改めてお辞儀をしようとしたら
なんとまあ、すぐ後ろをニコニコしながら着いてきているではないのよ。
・・・こ、これは寄る辺ない一人旅のオババを狙った怪しからん輩なのか?!
一瞬身構えるわたくしに、おじ様は先を指さして
『あのね、ちょっとわかりにくいけどね・・・』と先の道を教示しながら
区切りのいいあたりまでガイドしてくださったのよ。
すいません、ちょっとでも疑いの目で見て。
都会の女は心が荒んでいるのであるよ・・・。反省、反省。
親切な方に心洗われ、その勢いで鈴虫寺に向かいます。
細い住宅街の道のダラダラっとした坂道をのぼります。
シトシト雨も降ってきて、ホテルで傘をお借りしてきてよかったわ~。
鈴虫寺の長い階段下に到着したのは9時半前。
でも、すでに行列が出来ています。
わたくしの後にもすぐに行列がつながりました。
待っている間、後ろのカップルの会話が聞くともなしに聞こえます。
20代前半(学生かなあ?)。
男性:ここってなんのご利益があるの?
今日、なんでこんな遠いところまで来たの?
女性:・・・・・。
男性:ねえ、ねえ、なんに効果があるわけ?
女性:ううん・・。いろいろじゃない?
言えないわよねえ・・・。
鈴虫寺は、もっぱら縁結びにご利益があるって有名なんですもの。
『まあ君(仮名)とずっと一緒にいられますように♡ってお地蔵様にお願いするの』
という、強い気持ちでやってきたケイコ(仮名)。
重い女になりたくないし、プレッシャーを与えて藪蛇になったら大変だし。
言えやしないわ。
思わず吹き出してしまったわたくしなのだった。
…ちなみに、わたくしのお願いは縁結びではありません。
ものすごくドライなお願いです。
日本で唯一草履を履いたお地蔵様でございます。
ありがたい、ありがたい。
お庭の木々も色づいて・・・・と思ったら
こちらの木は通年このお色目なんだとか。
帰りには松尾大社を詣でました。
時は11月。
七五三の季節です。
あいにくのシトシト雨でしたが、可愛らしい御着物を着たお嬢ちゃま達が
そこここに見ることが出来て、オババもニッコリ幸せ気分です。
松尾駅から一駅乗って嵐山に。
ここで本格的な雨が!
ザーザー降ってきました。
コートはいらないかな?と思ったけれど、ホテルの方が
嵐山はグッと冷えますよ、とおっしゃって下さったので助かりました。
撥水加工のコートで、それも良い選択でした。
雨に曇る嵐山と渡月橋。
程よく色づいていて、煙りたなびく錦色もをかし。
このころ、しきりとツレから連絡が来ており
11過ぎには京都に着く。
ご飯何処で食べる?
何食べる?
お腹すいてる?
こっちは新幹線で焼売食べるのも我慢したからペコペコ。
・・・食べることばっかりか!!!!
本当は私が京都駅まで戻って飲み食いすれば喜ぶんでしょうが
いや~、今回は譲れなくってよ。
嵐山に来てもらいます。
電車の方が早くて確実だというのに、タクシーで移動。
まったく・・・。(でも、意外に早く来ました)
ツレが嵐山に来るまでに天龍寺を散策。
お庭キレイです・・・。
スマホのカメラでこの綺麗さ。本物はスゴイです。
緑も雨に濡れて、色がさえてます。
りんどう。
川沿いのお店で湯豆腐を食べて、腹ごしらえです。
午后は嵐山を散策します。
当日の雰囲気と写真もバッチリ(笑)です。
雨に煙る嵐山と天龍寺曹源池、とても風情があります。
雨中ならでの景色を楽しめた(?)のではないでしょうか。
鈴虫寺、朝早いのに相変わらずの混みようですね。
若いお二人のカップル会話、「おじ様」妄想(?)面白かった。
次回記事、「ノンビリペース」で待っています。
ところで、冒頭一枚目の画像、とても良いです。
被写体は何でしたか?
コメントいただきありがとうございます。
昨日ラグビーの試合を見に行き、その流れで学生時代の友人たちと超盛り上がって飲みすぎてしまいました・・・。
反省。
冒頭の画像、かわいい草花ですよね。
鈴虫寺に向かう道すがら見つけたのですが、
植物に疎い私は名前もわからずに撮りました。
京都…さんならご存知かしら?と思いましたが、
珍しいものなのでしょうか。
当日、思いのほか強い雨に降られたので驚きましたが
雨足が弱まってからは風情ある風景を楽しめました。
紅葉もまだこれから、なのでしょうが充分に素敵でしたね^^
名前は「ウキツリボク」、赤いランプのような花です。
花言葉は、さまざまな愛、尊敬、恋の病、真実は一つ、憶測、だそうです。
今日、京都は朝から雨、そういえば一週間前の日曜も雨でした。
私は大覚寺の大沢池にでかけ、いつもの帽子をかぶり、傘をさし、雨にあたってもよい服装に雨靴を履き、池畔を歩きました。
帰り道、いつもの嵐山渡月橋に寄りました。
明日のブログにアップします。
京都旅行の記事が続いていますね。
じっくり拝見します。
またね。
おはようございます。
ウキツリボクの名、教えてくださってありがとうございます。
花言葉も何やら噛みしめたくなるような意味合いで素敵ですね。
忙しくセカセカ歩いてばかりいると気づかない事ってたくさんあるのでしょうね。